180 お兄さんたち ページ30
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「おっじゃましま〜す！」
誰かの声の後に
「久しぶりだな〜古くて汚い教室」
懐かしい、大好きな声。
「「 きた！ 」」
二人でパーテーションをすり抜ける
「やあ！ジミナァァ！」
「ナムジュニヒョン！！」
「ナムジュン先輩！！」
「えっ……わあ…。……A？」
上から下まで何度も首を動かして眺めた先輩
「えへへ、Aです…」
「いや、あんまり可愛いからわかんなかったよ、って、その格好……」
わかりやすく照れた先輩が「かわいすぎるでしょ…」って笑った。
「……えと。ヒョン。何赤くなってんのか知りませんけど。Aは僕と今、付き合ってますんで！！」
「ええ゛っ……！？ま…じ？」
「そ、そう…なんかイロイロありまして、そうなんです」
「え…ジュン…ギあいや、ああ、そう、今はそう、そうなったんだ、部活も引退したしね…」
「へぇ〜、……意外」って顎に手を添えて驚いた様子の先輩。
「今は僕とそうなったので。過去は全て忘れて下さい。部活の思い出話も禁止です」
「あらら…A、大変そうだね」
「まあ…」
「何が大変なんですか。全然大変じゃありません、色々ありましたけど、もの凄くAは幸せになりましたので。僕のおかげで！」
噛みつくジミンに、先輩はやれやれって顔で私を見てフフっと笑った。
「ナムジュニヒョン！！！」
「わ〜テヒョンア〜久しぶり！」
教室に戻ってきたテヒョンくんとジミンと先輩が話してるから、後ろのお兄さん三人が置いてきぼりになっていたので、どうぞと席に案内した。
お洒落で人当たりのいいお兄さんがニコッと
「ありがと、可愛いメイドちゃんっ」って言った。
ちょっとツンとした色白のお兄さんは黙って座る。
続いて座るカッコいい背の高い…お兄さん。
三人が座ったからコーラを取りに戻る。
「ごめんごめん、紹介しますね、僕の後輩の、ジミンとテヒョン。…こっちが同じ学部のホソク。ヒョン達は、ユンギさん、ジンさん」
ペコリと頭を下げ合う二人と三人に、ナムジュン先輩が、「まあこれが僕の母校の地味な学園祭ですよ」って笑った。
「ごゆっくり」ってテヒョンくんとジミンが頭をさげて、入れ替わりで「お待たせしました」と机にコーラを並べる。
塩でって言われたけど。
先輩の先輩方に塩は無理。目を見て一人一人に挨拶と笑顔。
……ちょっと、ドキドキ
先輩の先輩方は、明らかにジミンやテヒョンくんやジョングクくんより、大人だ。
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yuipoyo(プロフ) - 完結、ありがとうございます。ストーリー勿論ですが、最後の結ばれるシーンを読み改めて作者様の言葉と気持ちと情景みたいなのが、素晴らしい才能と思いましたしそれが好きだと再確認しました！隠れて罪とか…。続編待っています。 (8月31日 10時) (
レス) @page49 id: 2162ee504e (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - お疲れ様でした🥲本当に本当に楽しみのひとつで、一喜一憂させてもらってました。終わっちゃうの寂しいです！途中辛すぎてもう読めないかもっす！と思った時もありましたが一途が叶って良かった！別ルートも書いてくださるとの事で、あの子の幸せも心から願ってます (8月31日 0時) (レス) @page49 id: f9201ba0de (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - 完結おめでとうございます🥰このお話が本当に本当に大好きでした🥲💓このお話を考える時間がとても多くて、読んでない時間も2人を想像してはキュンキュンしてました。幸せでした！続編待ってます！ (8月30日 21時) (レス) @page49 id: c5afe942ef (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - はあ更新待ってましたああ😭2人のピュアな物語最高でした！！でもまさかの最後ちょっと不穏🥹伏線も散らばっているこのお話、やはり是非とも将来のお話も読みたい🥺取り敢えずまたこの2人の物語最初から読んできゅんきゅんしてきます！！ (8月30日 19時) (レス) @page49 id: 54249dbe4c (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 待って下さい…このジミン、数年後になぜならの方に繋がったりしませんよね？別のお話があるのならそうですよね？いえ、答えは要りません、どこまでもついて行きます！← 完結おめでとうございます！夢の時間をありがとうございました😭 (8月30日 18時) (レス) @page49 id: f825413662 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年7月16日 14時
