55 叫んでやるか ページ5
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焦って言い返す
「ジミンが叫んでくれたら、うんと可愛い返事出来るけどね！」
「しません。僕が叫ぶはずがないの〜」
「とか言って〜、いい案だな…とか思ってんじゃないの〜良い仕返し出来るなあって、」
「嫌な言い方するよね」
フフって笑うジミンを見ると、あー、やっぱり私はこの時間が好きだなあって思った。
駅がすぐそこに見えてきて、なんでこの時間はこんなにあっという間なの？って不思議で仕方ない。
ジミンが小さく呟く
「ああ。もー駅が見えてきちゃった」
その残念そうな声が私の胸をつっつく。
もうちょっとだけ、一緒に居たいってジミンも…思ったかな
「ジミン……このあと…なんか予定、ある？」
「僕？」
「うん…」
「ジミンァァ〜！！Aちゃああん！！」
「ヒョ〜ン！！今日はホットグ屋さんが、来てるっす〜！！」
「テヒョンァ〜ジョングガ〜！！」
………駅前で立つ二人に、すっごく嬉しそうに目を細くして、手を振る。
「このあとの予定は、あの二人だけど？なんで？」
「あ、いや、ううん。ただ、聞いただけ…」
ジミンの顔が二人を見ていて、みるみるふにゃりと表情が和らぐ。
「じゃ、僕、行くね」
「ああ、うん。また明日！」
テヒョンくんとジョングクくんの元に駆け寄るジミン。すっごく、幸せそう。……ちょっと寂しい。けど、仕方ない。私には…明日だってあるんだ。
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「って感じで。二人が居るからジミンともうちょい一緒に居たかったのに、いれなくて…。もうこの際本気で学祭で叫んでやろーかなあ………って！！君たち、聞いてる！？」
「あ、これなんてどう？ロリロリしてるよ、グガ」
「あージミニヒョン好きそうっす。僕はこっちが良いっすけど」
「こっち！？メイドじゃなくて女王様じゃん。好み？」
「はい。好みっす！あ、これは？」
「これぇ！？もう半分見えてるじゃん。好み？」
「はい。好みっす！！！」
「やだあ、ジョングガ刺激的」
「ヒョンはどれがいい？」
「ぼくはー………んふふ。これ……」
「……は……白衣……っすか…………」
「ねえ？………ねー聞いてる！？！？」
「あ。Aちゃん居たの」
「スズメが鳴いてるかと思ったらAさんだったっすか」
昼休み。二人はメイド服選びに夢中。
「言っとくけど。私メイド服着ないからね！？」
「えぇぇ、なんでぇ」
「ヒョンはぶりぶりのふりふりが大好きなんすよ！！？」
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あこ(プロフ) - 更新楽しみです。幸せになって欲しい💜でもジョングクくんの気持ちを思うと、とっても切ないっす。後輩グクくんのこの口調本当に好きです！ (6月24日 22時) (
レス) @page50 id: f9201ba0de (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - 最高です〜🥲💓もう毎回この更新がどれほど楽しみか。 (6月24日 17時) (レス) @page46 id: 8a771334e8 (このIDを非表示/違反報告)
ジュジュ(プロフ) - 最高！最高！さいこーーー❤️甘くなってきたー❤️甘くなってきた！最高❤️また焦らされたい気持ちもあるのでもう一度読み返してきます☺️本当にありがとうございます🙏 (6月22日 22時) (レス) id: d11b49f217 (このIDを非表示/違反報告)
myco - 作者様初めまして。ドキドキとキュンキュンと幸せな時間をいただきありがとうございます♡これからも更新楽しみにしてます (6月22日 21時) (レス) @page46 id: a0d3d6e0e6 (このIDを非表示/違反報告)
BtJumina(プロフ) - なんと幸せをくれるんでしょ❤️作者様永遠に幸せです (6月22日 10時) (レス) @page45 id: 747469af63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年6月9日 18時
