19 ｼﾞﾐﾝ。旅二日目 ページ19
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「邪魔だったか？」
「邪魔じゃないって言えば嘘になりますけど！どうしました？」
「あー…」
隣の部屋で物音が聴こえて、扉に目を動かす。
出かけるって言ってたから、もう出るのか…
微かに話し声が聴こえて
ジミンと電話しているのにそんな事より耳が隣の部屋の声をキャッチしようと研ぎ澄まされる。
「お疲れ様です。ええ、寒いですよ、ほんと。あ、原稿まとまりました。送っておきます……」
原稿………
「ヒョン？ヒョ〜ン！」
ドアが閉まる音がして、
部屋に一人きりになったと思うと、キツく締まったベルトを緩めたみたいにフゥ〜っと体がほぐれた。
「おーい？」
「ジミン…」
「ああ、繋がってた。聞こえてます？」
「ごめん、聞こえてる」
「で？」
「で………ああ。そう、そうだ」
「なんですか〜？」
「お前さ。………ジミン、さ」
「はい」
「俺今…曲作るための休暇中で」
「はい、知ってますけど。雪国に飛び立ったって」
「そう。で」
「で？」
意を結して、直球で伝える。
何でもストレートが一番だ。
「たまたま、女と相部屋してる。ホテル側の手違いで、事故みたいなもんだ」
驚いたのか、一瞬黙ったジミン。
でも本題はこっからだ。
「……すっごく…ドキドキする事故ですね…とっても危険な事故」
「そう、とっても危険」
「で！？仲良ししちゃった？相性ばっちりだった？」
「仲良くしてない。相性も悪い」
「ええ…、最悪、可哀想。残念です」
「で、まあ今夜向こうが、出てくんだけど」
「…なら良かった。不運でしたね、ヒョン。って……何のはなし？」
「ジミンさ、今の…事務所に来たその彼女」
「僕の彼女ちゃんがなにか？」
「休暇中に出会っただろ、一週間の」
「はい。事故じゃないですよ、一目惚れ。相性ばっちりです。ふふ」
そう、そこ！
「ちょちょちょ、そこ。詳しく」
「は？」
「お前、一目惚れしたの？」
「僕じゃないですよ、向こうが。です」
「一目惚れ…されたんだ？」
「まあ、はい。そうですね〜、是非部屋に連れて帰って下さい！って…言われたから？」
是非部屋に…
「僕モテるんで」
ジミンって、…知ってたけど、すげえ。
「初日からずっと、同じベッドで寝てたん…だ？」
「当たり前ですよ〜。シャワーだって一緒ですよ？」
シャ……
「シャワーまで…？」
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王様じゃんぷ(プロフ) - 凛さん» ジオン仲良くやってるみたいで良かったですね笑。こちらの二人もサクサク進めて参りますφ(..) (2023年5月6日 16時) (
レス) @page22 id: fe65893bde (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - まさかのパクジオン登場🙈嬉 綺麗で少し強気な女に振り回されるミンユンギまじでまじで最高です (2023年5月5日 0時) (レス) @page18 id: f825413662 (このIDを非表示/違反報告)
王様じゃんぷ(プロフ) - ukinさん» ありがとうございます(;o;)全部のお話を早急に完結させたいと思っております！🏃 (2023年5月4日 21時) (レス) @page18 id: fe65893bde (このIDを非表示/違反報告)
ukin(プロフ) - なんかありそうな予感……!!ユンギメインのお話待ってました〜七日間シリーズ大好きです😍 (2023年5月4日 1時) (レス) @page14 id: 7c7d745906 (このIDを非表示/違反報告)
王様じゃんぷ(プロフ) - BtJuminaさん» わーありがとうございます！七日間の旅へ、どうぞ〜💗 (2023年4月30日 10時) (レス) id: fe65893bde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年4月28日 20時
