15 目覚。旅二日目 ページ15
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夜中に何度か目を覚ましてベッドを確認すると
人らしい膨らみがあったから、安心して深い眠りについた。
ん〜……
人が動き回る気配で目を覚ます。
つけてあったはずの電気が消されていても部屋が暗くない事で、朝が来たと理解出来た。
ブランケットにくるまりながら、
薄く開いた目で動く姿を追いかける。
遅寝、…早起き、だな。
ドアの閉まる音がした。
出たり入ったり落ち着きがない女。
ねみぃ………
もう一度意思を持たずして夢の中………。
次に目を覚ました時には
さっきみたいなだるさは無くて
う〜………
よく寝た……
めちゃくちゃ、寝てやった。
寝不足の朝を迎える一歩手前で未遂のまま孤独に寝て良かった。こんなにもしっかり寝て朝を迎えてんだから。
って、なんか、いい匂い…
ガバッと起き上がると、キッチンで立つ女が
朝飯を作ってる…
「おはよ」
「おはよう…」
「昨日はごめんね」
「ごめんねって？何かあったっけ」
髪をゴソゴソ触って、立ち上がる。
「うまそうな匂い」
「朝はしっかり食べたい派なの」
「へぇ」
朝から買い物に行って作ったってか。
すげえ。
俺も何か買いにいこ…。
財布財布っと。隣の部屋に入って身支度をして
トイレいって、と…
「あっ。入るぞ」
「もう入ってんじゃん」
寝ぼけて忘れてた、境界線。
「どっかいくの？」
「俺も朝飯買いに」
「作ってるよ」
…へっ？
「口に合うのかわからないけど」
俺の分…
「出来たから。座ってて」
「お…おぉ。」
じゃなくて
「毒でも盛ったか？」
「盛られる理由でも？」
無視して用を済ませて戻ると、テーブルに綺麗に並べられた朝ごはん。
卵料理にハムとパン、サラダにスープ…
「…ありがとう」
「たいしたものじゃないけど」
「…いただきます」
「どうぞ〜」
運ばれていたのは、一人分。
キッチンに目を向けた。
立って食ってる…
気にしないでおく。
スープを口に運ぶ
「うま…」
一人で言って一人でまたスープをひとくち。
うまぁ〜……
幸せってのはこういう時に噛み締めるもの。
「んまい！」
あったかい…
「これさ？味付け何？」
「これって？どれ〜？」
キッチンから背伸びしながら覗く
「これだって、スープ」
「ああ、市販の粉末」
へえ…
「こっちが自信作なの」
「こっちって？」
…………話しづらい
距離がありすぎる。
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王様じゃんぷ(プロフ) - 凛さん» ジオン仲良くやってるみたいで良かったですね笑。こちらの二人もサクサク進めて参りますφ(..) (2023年5月6日 16時) (
レス) @page22 id: fe65893bde (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - まさかのパクジオン登場🙈嬉 綺麗で少し強気な女に振り回されるミンユンギまじでまじで最高です (2023年5月5日 0時) (レス) @page18 id: f825413662 (このIDを非表示/違反報告)
王様じゃんぷ(プロフ) - ukinさん» ありがとうございます(;o;)全部のお話を早急に完結させたいと思っております！🏃 (2023年5月4日 21時) (レス) @page18 id: fe65893bde (このIDを非表示/違反報告)
ukin(プロフ) - なんかありそうな予感……!!ユンギメインのお話待ってました〜七日間シリーズ大好きです😍 (2023年5月4日 1時) (レス) @page14 id: 7c7d745906 (このIDを非表示/違反報告)
王様じゃんぷ(プロフ) - BtJuminaさん» わーありがとうございます！七日間の旅へ、どうぞ〜💗 (2023年4月30日 10時) (レス) id: fe65893bde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年4月28日 20時
