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私の名前はみい。
羽生くんと同い年、平凡な大学を卒業して
平凡な会社に就職し、あっさり転職した平凡な人間だ。
ただひとつ平凡じゃない事があるとするなら
片思い中の相手が世界的アスリートであることくらいで。
ここだけとても非凡。
とっっても大好きで仕方ない人なんですけどね!!!
まあずっとスルーされてますけどね
会社勤務が向いていなかった私は(根気がないとか自分が一番わかっとるわ)じいじの紹介で今は深夜のスケート施設で働いている。
スケート教室が終わって、皆が帰ってから、
関係各位がまばらに集まる深夜…
私と夜の警備員さんは出勤する。
羽生君が練習に使う間。
深夜のスケート施設なんて最初は最悪だと思った。
誰が使うねん!。的な。
でも、そんな深夜に練習って。
もしかしたら、、、
小学生の頃、大嫌いだったスケート教室で、
私が恋に落ちた優しいあの子に、今はもう手の届かない世界でいるあの子に
逢えるかもしれない。
たった3カ月しか通わなかったけどね。
スケートは大嫌いだった、寒くて、こけると痛くて。
でもずっと辞めたくなかった。
あの子に逢える時間だったから。
辞めたくなかったのにな。
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王様じゃんぷ(プロフ) - だんごさん» ありがとうございます(ToT)自己満足100%で楽しく書いたので、楽しいって言って貰えて嬉しいです。感謝:) (2021年10月21日 10時) (レス) id: 8d4c9c3192 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます。これからの展開どうなるのんかぁー?更新待ってます! (2021年10月20日 14時) (レス) @page41 id: 69db7dc37a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:王様じゃんぷ | 作成日時:2021年5月7日 22時