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錦戸side ページ3
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大「さて、と。
ご飯の準備してこよかな」
そういって重たそうに身体を持ち上げる。
大「亮ちゃんはまだここおる？」
錦「んー、もうちょいしたらいくわ。」
大「わかった。
寒く無いようにな？」
肩から少しずれたブランケットを
また掛け直してくれてそのままリビングへ向かっていった。
そんな大倉の背中を見つめてからまた
窓の外に目をやった。
すっかり日は沈んでちらほら星が輝き始めている。
大きくて一際輝きを放つ月は今日もまた、この家を、道を、俺を照らしている。
この夕方の夕陽が空を支配して
オレンジや紫に染まりってから
星が輝き始めて最後に月が空から見守る。
その一連の流れを見るのが
いつのまにか日課になってて、好きな時間になっていた。
今日もまたその一連の流れを見届けて
少しの間星を眺めて大倉のいるリビングへ向かった。
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作者名：原西 スミス | 作成日時：2017年11月21日 20時
