水柱を追いかけて 【冨岡義勇】【鬼滅の刃】

色柱 ページ12

鋼「昔、色柱という色の呼吸を使う剣士がいたそうだ





お前と同じように瞳の色が変化する剣士だ」






色柱…








色の呼吸…







「私と同じ」









鋼「その色柱の使う日輪刀、









色が変化するそうだ｣


！









鱗「色柱…









かなり昔のことなのか









儂は聞いたことがない」









そんなに昔のことなのか…









鱗「お前はやはり特別な剣士なのかもしれん…」





私が…







特別な剣士









鬼の子だった私が、









鋼「ただ、



色の呼吸の使い手は






その色柱ただ1人だったそうだ」






ただ1人の色の呼吸使い









私も








見てみたかった









鋼「もしかするとお前は




色の呼吸を使うことができるかもしれんな」









「私が、ですか」









でも私は水の呼吸しか使ったことがない









鱗「…よし、儂が色の呼吸について調べておこう」









鋼「俺も気になる、調べておく」









「ありがとうございます」









色柱、









一瞬頭の中で誰かが私に語りかけてきた









『あなたは色の呼吸を使うことができるわ』









気のせいだろうか、









でも



「あの、鋼鐵塚さん」








鋼「ん」









聞いておかないと、









なにか手がかりになるかも








「その色柱の方の名を教えてくださいませんか」









鋼｢色谷 彩響(しきたに さいき)｣







…






どこかで、









「そうですか…」








思い出せない、









何か重要なことを知っている気がする









いや、知っている









思い出せ、、

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