8人目の彼女は性別迷子② (ページ22)

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一緒に撮ったモデルさんに挨拶をして、わたしは楽屋へ。
メイクを落とし

『ヨネちゃーん準備おわった！』

米「はいはーい、ちょっと待ってて」

いそいそと準備してるヨネちゃんをじーっと見ていた。

米「おまたせ！じゃあ先にいつものこれ付けて～」

渡されたのは、胸を潰すBホルダー。
いつものようにそれをつける。

米「では、プロの仕事させていただきまーす！」

ヨネちゃんの手捌きにうっとり。
胸の部分に人の肌に近いシリコン？みたいなんつけて肌との境目を衣装に色がつきにくいファンデーションで埋めていく。
そして、若干の影もつけながら自然になるようにボディーメイクをすることおよそ15分。

米「はい、ボディー完成！」

『やーばー！何これ！ライブの時よりもホンモノやん』

米「そうでしょー！！自然に見えるまで試行錯誤したもんねー」

『さすがヨネちゃん！』

360度どこから見ても男にしかみえんやろってくらい完璧。

米「もっと褒めれ褒めれ。じゃあ次は髪と顔ね」

いつも通りのヘアセットにメイク。
衣装は白シャツにジーンズ、下着はもちろんボクサーパンツ。

米「ほんま、イケメン…」

うっとりした顔をするヨネちゃん。
エイターの中で群を抜くほどの白担やと本人は豪語する。
そのおかげでこのボディーメイクが完成したんだろうなぁ。

『ヨネちゃん、イケメンにしてくれてありがとぉな！よっしゃ度肝抜かしてくるわ』

米「私も片したら絶対見にいくから！」