占いツクール
検索窓
今日:622 hit、昨日:5,121 hit、合計:15,968 hit

粉もん ページ12








「初詣行こう!!!!!!!」




四人でいられるタイムリミットが迫ってお互い寂しいのか、誰からともなく勉強は大抵四人でAの家に集まってした。


俺は高校に行ければ良かったので呑気にとうふと遊んでいて、ほかの三人はお菓子を摘みながら右手を動かしていた。



「いま?」

「三賀日最終日やから間に合うやん?」

「いやそうやけど、笑」

「みんなも疲れたやろ!勉強で!」

「それAが行きたいだけちゃうん?笑」

「焼きたてたこ焼き」

「いこか」

「いや決断はや!!!爆笑」



俺らの会話に集中していた海ちゃんと祐介も笑いながら立ち上がって、上着を着込む。

今年の冬は寒くて、大阪にも雪が降った。


ふわふわと降る雪を目で追いながら、四人で並んで歩く。


神社の鳥居が見える所までくると、三賀日の最終日と言えど、屋台と人で賑わっていた。



はぐれないように横にいた海ちゃんの手を掴んで指を絡める。

冷えきった手は俺の右手を握り返して、海ちゃんははにかんだ。


この手に触れられるのも、前ではしゃぐ祐介とAのカップルを見られるのもあと少しだと思うと寂しさが込み上げた。




「おみくじいこ」

「せーのやで、せーの!」




掛け声に合わせて引いたおみくじを開く。


驚いたことに全員大吉で、みんなでハイタッチした。

どこを読んでも良いことしか書かれていないおみくじに顔が綻ぶ。


結びつけてしまうのは少し惜しいけど、みんなで並んで、キュッと結んだ。



社殿の前で鐘を鳴らす。

二礼二拍手一礼。


お賽銭は、Aと履歴書を出した時にも入れたのと同じ45円。


みんなとの縁があってここにいて、縁があって俺がいて、また縁があって離れる。


いろんな縁を感じながらこれからも生きていきたいですって神様に願った。


あわよくば、お仕事にも縁をくださいって図々しいお願いも。



顔を上げるとみんなもお願いし終わったみたいで、屋台を見に行く。


たこ焼きを買って、イカ焼きも買って、焼きそばも買ってめっちゃ関西人やって笑った。


Aが祐介に食べさせてあげてるから、俺も海ちゃんに食べさせてあげる。

顔を赤くしながら美味しいって笑うのが可愛くて、そこから家に着くまで右手は離せなかった。


さよならが迫る。






さよならの手前→←四人



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
230人がお気に入り
設定キーワード:関ジャニ∞ , 大倉忠義 , 夢小説
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

じょび(プロフ) - オクラさん» オクラさん!コメントありがとうございます!(○´ー`○)頑張ります! (8月19日 11時) (レス) id: cab6392b32 (このIDを非表示/違反報告)
オクラ - とても面白いです(><)更新頑張ってください!!! (8月19日 11時) (レス) id: 7ba911c0c9 (このIDを非表示/違反報告)
じょび(プロフ) - ∞くらら∞さん» ∞くらら∞さん!コメントありがとうございます!頑張ります!!! (8月2日 1時) (レス) id: cab6392b32 (このIDを非表示/違反報告)
∞くらら∞ - 更新頑張ってください。応援しています! (8月2日 1時) (レス) id: e02417ac6a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:じょび | 作成日時:2018年7月9日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。