2回目 ページ30
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｢帰り道一緒になる組で別れたなぁ！｣
｢毎日お昼に遊びに行くわ！笑｣
2人とは階段を挟んで逆側で、階段を登って反対方向へ歩いた。
｢あぁああドキドキする｣
｢ほんまや！初めましての人もおるんかぁ！｣
｢どうする？Aお得意の挨拶やっとく？笑｣
｢やっとこか！笑笑｣
一番端の自分達の教室のドアを開ける。
｢｢おはよおおおお！！！｣｣
2人で揃って出した挨拶の言葉は、5組に響き渡った。
見回すと、知ってる人と知らん人ちょうど半々くらいで、知ってる人は私らを見て笑いながらおはようって。
｢よっしゃおはよう作戦成功やなおくら｣
｢いやどこが！？！知ってる子しか返してくれてへんから！！初めましての子ドン引きしてんで！笑笑｣
座席表を見ながら話していると、その会話を聞いていた初めましてのクラスメイトの子もクスクス笑ってる。
少し緊張感のあった空気も柔らかくなった気がして、嬉しく思いながら自分の名前を探して席についた。
｢あれ？｣
｢こんなこと前にもあったな笑｣
たどり着いたのはおくらの隣の席で、だいぶ前にもこんなことあったな、なんて笑いがこみ上げる。
2人で話していると、初めて見る男の子や女の子も話しかけてきてくれて、このクラスでも楽しくやっていける予感がぷんぷんした。
教科書が配られて名前を書いたら、今日はもう午後カットで、帰宅。
学ランが苦しかったのか、上のボタンを1つ2つと外しながら帰り道を歩く。
｢なあ｣
｢ん？｣
｢めっちゃお腹減らん？｣
｢わかる｣
｢ラーメンは？｣
｢あり｣
｢財布だけとって行こ｣
｢味噌がいい！｣
｢俺も！｣
その時、おくらのお腹がなって一瞬止まって爆笑。
｢あ、A！！大倉くん！！｣
｢お！A〜！大倉〜！！！｣
後ろから海ちゃんと祐介も来て、自然とカップル同士で手を繋いだ。
｢今からラーメン食べに行くけど一緒に行く人ー！！！｣
｢｢はーい！！！｣｣
｢4人揃ったん笑うねんけど笑笑｣
｢じゃあ一人づつ家寄って財布だけとっていこ｣
ぐう、とまた誰かのお腹がなる。
｢祐介やろ！笑｣
｢さっきおくらも鳴ってんで！？｣
｢だってめっちゃお腹すいてんねんもん！｣
｢ほら、俺ら育ち盛りやから。｣
賑やかなまま、ラーメン屋へと足を進めた私達は、そのままカラオケに行ったりショッピングモールをぶらぶらしたりして、午後を楽しんだ。
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じょび(プロフ) - tadamomopiさん» ももくらさんやろ！！！IDでわかるんやからね！私も好き！！！ (2018年12月17日 8時) (
レス) id: cab6392b32 (このIDを非表示/違反報告)
tadamomopi(プロフ) - すき！！ (2018年12月8日 20時) (レス) id: dd33592cf0 (このIDを非表示/違反報告)
じょび(プロフ) - ゆうさん» 住野よるさんの作品素敵ですよね！嬉しいお言葉ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年8月29日 16時) (レス) id: cab6392b32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - そうです！！！住野よるさん私も大好きです！！！これからもじょび様の作品楽しみにしております(^^) (2018年8月28日 22時) (レス) id: d221d00b99 (このIDを非表示/違反報告)
じょび(プロフ) - ゆうさん» ゆうさん！コメントありがとうございます！住野よるさんの文学作品のことでしょうか、、、それならとっても嬉しいです！あの作品、とっても大好きで何回も読み返したのを思い出します(> <)意識はしてなかったのですがとっても嬉しいです！ (2018年8月28日 22時) (レス) id: cab6392b32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じょび | 作成日時：2018年4月8日 1時
