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季節は夏。
今日はプール開きで、みんなが楽しみにしてる日。
俺も泳ぐのは好きやからプールバックに荷物を詰めて、インターホンと同時にウキウキで家を出た。
｢おはよ！｣
｢おはよ！｣
｢今日プールやな〜！｣
その一言にAは50メートル走の時みたいに笑わんといてなって、
｢私めっちゃ泳ぐんも苦手。｣
｢爆笑｣
｢笑わんといてって！笑笑｣
｢体育苦手なん？｣
｢そんなことないねん、球技とかめっちゃ得意｣
｢この前のサッカー、ナイスシュートやったもんな｣
｢ありがとうありがとう｣
｢縄跳びは？｣
｢普通にできる｣
苦手なんは走んのと泳ぐのだけみたいでやっぱりおもしろくて笑ってしまう。
そうこうしてるうちに学校に着いて、１・２時間目がプールなので速攻更衣室へ。
地獄のシャワーを浴びてプールサイドにでてみんなで体操して、水を体にかけた。
ゆっくりと足から水の中へ入るとまだ水温は低いのでとても寒い。
｢冷たい！｣
男子が入ったので次は女子が入る番。
Aも入るまでは難なくこなしていたのにいざ潜水となると急に変な動きになる。
｢じゃあ向こう側まで潜水してください！｣
先生の掛け声に従ってみんなが潜って壁をける。
Aも壁をけってある程度は進んだのに、バタ足がなんか違和感。
Aがバタ足し始めると全く進まなくなって結局途中で止まってしまった。
それから何回か水泳の授業をしているけど、Aの下手さは壊滅的で、クロールだってせいぜい12メートル。
息も浅くて潜水も苦手で俺はその度に笑ってしまう。
｢プール遊びに行った時とかどうすんの？｣
｢それは浮き輪あるやん！｣
｢浮き輪なかったら？｣
｢多分死ぬ｣
｢爆笑｣
ペアな俺は、Aの手をゆっくり引きながらバタ足をする練習を何回も繰り返した。
嫌いな種目だから余計疲れるのか、その後の授業はだいたいうとうとしているけど、給食の時間になると元気になるAはおもしろい。
そんなAと一緒にすごす季節が過ぎるのは早かった。
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じょび(プロフ) - tadamomopiさん» ももくらさんやろ！！！IDでわかるんやからね！私も好き！！！ (2018年12月17日 8時) (
レス) id: cab6392b32 (このIDを非表示/違反報告)
tadamomopi(プロフ) - すき！！ (2018年12月8日 20時) (レス) id: dd33592cf0 (このIDを非表示/違反報告)
じょび(プロフ) - ゆうさん» 住野よるさんの作品素敵ですよね！嬉しいお言葉ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年8月29日 16時) (レス) id: cab6392b32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - そうです！！！住野よるさん私も大好きです！！！これからもじょび様の作品楽しみにしております(^^) (2018年8月28日 22時) (レス) id: d221d00b99 (このIDを非表示/違反報告)
じょび(プロフ) - ゆうさん» ゆうさん！コメントありがとうございます！住野よるさんの文学作品のことでしょうか、、、それならとっても嬉しいです！あの作品、とっても大好きで何回も読み返したのを思い出します(> <)意識はしてなかったのですがとっても嬉しいです！ (2018年8月28日 22時) (レス) id: cab6392b32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じょび | 作成日時：2018年4月8日 1時
