おかえり ページ26
大倉が私の名前を
ちゃん付けで読んだ瞬間
ぶわぁぁぁぁて音がするくらい
まわりの景色が見たことある景色に飛んで
私が１番最初に大倉に会った日
ためらいながらも教えてもらった居酒屋での
関ジャニ∞の飲み会に行った
あの日
大倉は１番奥の席で
私の名前を今みたいに呼んで
「あ、、、はい///」
私は照れながらもそう返事して
あぁ、そうだ
私は関ジャニ∞みんながいる緊張で
ガッチガチになりながら
その個室に入って
「こっち座って座って！
みんな待ってたんやから」
そう言ってくれた大倉の隣に
ちょこんと座って
関ジャニ∞と初めて話をして
帰り際、居酒屋からホテルまで大倉が
タクシーで送ってくれて
窓の外をずーっと見てた大倉が一言
「Aちゃん、東京きてくれたら
うれしいな
一緒に仕事してみたいもん、俺」
そう言ってくれたのが本当にうれしくて
年甲斐もなく
北海道を飛び出すことになったんだった
「あのね、大倉さん」
狭いタクシーの中
隣に座っている大倉に
初めて本人の名前を
本人に向かって口にしたあの瞬間
「おこがましいですけど
私も大倉さんと一緒にお仕事
してみたいです」
そう言った私に
「これからよろしくね♪
ずーっと一緒に頑張ろうな」
にっこり大好きな笑顔で
笑ってくれたんだった
そうだ
私はずーっと
この笑顔が好きで
この人が大好きで
この人に近づきたくて
どうしても憧れで終わらせたくなくて
思い出した
私がずーっと好きなのは
今もずーっと大好きなのは
「ちょっと〜どうしたん？こんなとこで泣いて」
居酒屋のドアの前
突っ立ったまんま、ぽろぽろと泣き出した私に
いつもみたいに背の高い大倉がかがんで
私をのぞき込んで
困ったみたいに
眉毛を下げて笑うから
その大好きな手で
涙をぬぐってくれるから
「大倉ぁ〜、、、、、私、思い出したよ」
みんなのいる前なのに
おかあちゃんも大将もいるお店なのに
お客さんだってたくさんいるのに
人目もはばからず
大倉の胸に飛び込んで抱きついた
「おっそいなぁ、ほんまに
どんだけ待たせるん(苦笑)」
長い腕でぎゅーって抱きしめてくれて
大倉にすっぽり包まれるこの感覚は
他でもない
私の大好きな人だ
「あっつ！！
この店、大将暑いですー！！」
すばるの大声で
私はなんだか真っ赤になった
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美波∞(プロフ) - とも（ars、∞）さん» うわあ、迷いますねぇ笑では、リアルじゃないのをお願いします(｡-∀-) (2019年7月16日 20時) (
レス) id: 7486d59217 (このIDを非表示/違反報告)
とも（ars、∞）(プロフ) - 美波∞さん、ありがとうございます。村上さんかぁ、リアル設定？(笑) (2019年7月16日 6時) (レス) id: 9a2285fc8f (このIDを非表示/違反報告)
美波∞(プロフ) - はじめまして！ぜひ村上さんの長編見てみたいです！ (2019年7月15日 22時) (レス) id: 7486d59217 (このIDを非表示/違反報告)
えいと(プロフ) - ありがとうございます、読んでいただいていたようで、こちらこそありがとうございます(笑)またいろいろ追加で書きますね(笑) (2016年10月4日 12時) (レス) id: 7757b48435 (このIDを非表示/違反報告)
702806(プロフ) - ひとまずの終わり、おめでとうございます(^^)お疲れ様でした。 こちらも「のんびりと」読ませていただいてました。あとがき、オマケ、続編 等々お待ちしてますね(^^) (2016年10月4日 8時) (レス) id: 5249469ec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とも | 作成日時：2016年9月12日 18時
