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安田side
夕方頃夜ご飯を作ってたらケータイの着信音が鳴った
表示された「マル」の文字
安「もしもしー？」
丸「っ…しょ…ちゃっ…グスっ…」
え、泣いてる？
安「マル？どうしたん？」
丸「しょ…ちゃっ…いたっ…い…ヒック…きて…」
助けを求めてるようなマルの声
泣いとるし痛いって言ってるし、何かあったとしか思えへん
安「マル！今行くから、どこおるん？」
丸「っ…す…なみ区の、せ…っ…きちっていう、
定食やさっ…の、トイレっ…ヒック…」
途切れ途切れやったけど、だいたい場所は分かった
それに、電話の後ろの方から、ドアを叩く音と
「丸山くん出てきてー」って何くわぬ顔で呼んでるような声が聞こえる
安「マル！ほんまにアカンなったら店の人に助け求めるんやで！」
ほんまマルに何してくれてんねん…
フツフツと怒りがこみ上げてくるけど、
とにかく今はマルを助けに行かなアカン
自分の部屋で眠っとった横ちょを叩き起こして車を出してもらってその場に急いだ
できる限り飛ばしてもらって15分くらいでその定食屋さんについた
店員さんの「いらっしゃいませ」という声を無視して店内を探し、マルがいるであろうトイレを見つけた
ただそのドアの前に見覚えのある顔のスタッフさん
マルを傷つけてくれたんはこいつなんやな
安「マルに何してくれとんじゃゴルァ！！」
そう怒鳴りつけると俺の顔を見て走って店を出て行った
安「覚えとけよ！」
そうとだけ言い放ってドアの向こうにおるマルに声をかける
安「マル！章ちゃん来たで！もうあいつおらんから、開けて！」
そういうとカチャっと鍵が開いて入ると
マルが泣きながら震えて座りこんどった
安「マル！」
丸「っ…しょーちゃっ…ヒック…ヒック…(泣 」
安「マル…怖かったなぁもう大丈夫やからなぁ」
とにかく安心させるようにマルを抱きしめた
それを後ろから追ってきた何も知らんかったであろう横ちょが
横「マル…これ！どうしてん… 」
見ると腕から血がダラダラ流れとる
安「あいつにやられたんか？」
丸「っ…(コクっ
いたい…ヒック…(涙 」
横「ヤス、これで血止めたって！」
横ちょが店の人にお願いしてタオルをもらってきてくれたからそれをマルの腕に巻きつけた
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熊鮭(プロフ) - 今まで移行のお知らせなんかなかったのに…。お知らせされても検索かけないと続編に行けないんですけどね。 (2019年6月10日 17時) (携帯から) (
レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
YUI - よろしくお願いします。 (2017年4月19日 6時) (レス) id: d81d3c26d0 (このIDを非表示/違反報告)
まるりおん - YUIさん» リクエストありがとうございます！お話がいっぱいになったのでpart5にて書かせていただきます。作成までしばらくお待ちください。 (2017年4月19日 1時) (レス) id: c1b8eb472b (このIDを非表示/違反報告)
YUI - 大変かもしれませんがお願いします。 (2017年4月18日 21時) (レス) id: d81d3c26d0 (このIDを非表示/違反報告)
YUI - 初めてリクさせていただきます。丸ちゃんがストーカーされて、メンバーにも頼れず一人で抱え込んでしまいます。どんどん弱っていく丸ちゃんを見てメンバーもストーカーに気づきます。弱っている丸ちゃんをメンバーが看病するお話です。 (2017年4月18日 21時) (レス) id: d81d3c26d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるりおん | 作成日時：2017年3月22日 17時
