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『ちょ』
「しー…黙って」
真剣な目で言いながらわたしの服を脱がしていく亮ちゃん。
『…何もせんといてよ』
「ほんまはシたいところやけど、明日にとっとくわ」
『明日？』
首を傾げて聞くと、
「あ、今日か。帰るやろ、俺んち」
『え、そうなん？』
「おん」
亮ちゃんも服を脱ぎ、一緒にお風呂に入る。
ささっと体と頭を洗って湯船につかり、ホッと息をついた。
宣言通り何事もなく無事にお風呂を済ませて、時計を見ると2時過ぎ。
わたしの部屋に行き、ドライヤーで髪を乾かす。
「ようやく髪の長いAに慣れてきたけど、撮影もう終わりなんやな」
ある程度乾かし、ドライヤーを片してから布団に入る。(流石に一緒の布団で寝るのはやめといた)
『撮影もう終わりやねぇ。地毛も多少は伸びたはず！次髪切らんと伸ばしてみよかな？どう思う？』
「んー？どんなAでも好きやし、どんな髪型でも似合う。けど、強いて言えば、肩までんときのAが1番好き」
『…ボブ的な？』
「おん。それ」
『…考えとく』
明日起きたら米ちゃんにLIMEで相談してみようかなと思ってると、フと たくちゃんが頭を過ぎる。
そっちもなんとかせなあかんな…
『亮ちゃん』
「ん？」
『たくちゃんのことやねんけどさ、わたしハッキリ言っとく。大好きな人がおるって』
「…ん」
心なしか亮ちゃんの声が柔らかい。
心配しかかけてへんかったから、少しでも安心してもらえるといいな…そんなこと思いながら眠りについた。
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でんきゅう(プロフ) - りょんさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(^ ^)今ちょこちょこ書いてます！もうしばらくお待ち下さい！頑張ります(*^^*) (2020年3月14日 0時) (
レス) id: dae04a24ed (このIDを非表示/違反報告)
りょん - このお話楽しくて何回も読み返しちゃってます！！更新していただけるのを待ってます！！ (2020年3月5日 16時) (レス) id: a0566aa22a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でんきゅう | 作成日時：2019年10月21日 5時
