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『亮ちゃん…？』
その名前を聞いてみんながわたしの視線の先を見る。
「よかった。なんとなくここやと思ってん」
そう言いながらこっちに近づいてくる。
そういえばさっきの電話で「また」って言ったん、来るつもりやったからなんやなって、今更気付いた。
『エスパーやん』
「いや、高校んときも、こんな感じやったやん」
言われて、高校んときもこやって亮ちゃん迎え来てくれてたなって思い出した。
『まぁ…そやったけども…』
みんながわたしと亮ちゃんを見ながらニヤニヤしてて、なんか気まずい。
亮ちゃんは改めてみんなを見てペコっと頭を下げた。
「お久しぶりです。Aがお世話になりました」
あ「いやいやこちらこそ、Aのことよろしくお願いします」
ひ「Aのこと大事にしてくださいね」
み「お似合いですよ♡」
「え、言ったん？」
『あ、うん、なんかバレた』
さ「大丈夫ですよ、わたしら言いませんので」
さっちゃんが焦りながら言うと、亮ちゃんはすぐに
「いや、その心配はしてないので、大丈夫です」
『え、そうなん？』
「ん？やって、Aの友達やん」
亮ちゃんがそう言ってくれてめっちゃ嬉しくて
『ーーっ、まぁね、自慢の親友たちやからな、なんせ』
わたしも、思わずそう言う。
みんなはわたしを見ながら嬉しそうに笑った。
「じゃあ、A連れてってもいいすか？」
堀「どーぞどーぞ」
柳「A、ちゃんと仲直りしろよ」
辻「また、誘うからな」
『うん、ありがと！またね、みんな』
ペコと、頭を下げる亮ちゃん。
「こっち」
そう言われてついて行くと、コインパーキングに着いた。
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でんきゅう(プロフ) - りょんさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(^ ^)今ちょこちょこ書いてます！もうしばらくお待ち下さい！頑張ります(*^^*) (2020年3月14日 0時) (
レス) id: dae04a24ed (このIDを非表示/違反報告)
りょん - このお話楽しくて何回も読み返しちゃってます！！更新していただけるのを待ってます！！ (2020年3月5日 16時) (レス) id: a0566aa22a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でんきゅう | 作成日時：2019年10月21日 5時
