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『あ、噂の亮ちゃんや』
すぐに出るのはちょっとアレやから、少し溜めてから出るやなんて意地が悪いな、わたし。
『…もしもし？』
若干、不機嫌な感じを出しちゃうのも意地が悪いな、わたし。
〈よかった、出てくれた…〉
そんな声が聞こえて、思わず変な声が漏れそうになったのを飲み込んで
〈ごめん、A。Aの話聞かんと、勝手に色々想像して話しちゃって…ほんまごめん！〉
『うん…』
〈怒ってるやんな…、ほんまごめん。直接会って話したいんやけどさ今日って〉
〔〜♪新幹線をご利用いただきありがとうございますーー〕
〈え！？今A新幹線乗ってんの？〉
『うん。おおさ』
大阪って言おうと思ったらプツっと電話が切れる。
あれ？と思って、かけ直してみるけど繋がらない。
トンネル入ってないけど、やっぱ新幹線やから電波悪なるよなぁ。
『……まぁ、ごめんって聞けたしいっか』
またかかってくるやろ
そんなこと思いながら、スマホをいじるのやめて、着くまでの時間読書に勤しんだ。
平日っていうのもあり、新幹線を降りた後の在来線には人はまばらで。
でも、目敏い人はおるわけで。
何人かに声をかけてもらえたから、握手する。
騒がれるとアレやなぁって思ったけど、その真逆で、その子らマナーがめっちゃよくて…
さすが、エイターやわ！そんなこと思いながらホクホクした気持ちで電車に揺られ、最寄駅。
改札の前には
『じいちゃん…！』
じ「！！！」
叫びそうなじいちゃんは、しっかり手で口を押さえる。
そんなじいちゃんが可愛くてたまらん。
『え、なに？迎えに来てくれたん？！』
コクコクと頷くじいちゃん。
『…息できてる？顔赤いで？』
じ「…はぁ！！！息するん忘れとったわ！」
『え、死ぬで、それ。普通に』
真顔で言うと、縁起悪いわ！って返された。
ーーー
次から登場するお友達は、
8人目の彼女は性別迷子�，能个討�た7人です。
しばらく、その彼ら彼女らがたくさん出てきます。
モブ多めですが、よろしくお願いします(´･ω･`)
亮ちゃんもでてくるよ！
評価お願いします〜！！
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でんきゅう(プロフ) - りょんさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(^ ^)今ちょこちょこ書いてます！もうしばらくお待ち下さい！頑張ります(*^^*) (2020年3月14日 0時) (
レス) id: dae04a24ed (このIDを非表示/違反報告)
りょん - このお話楽しくて何回も読み返しちゃってます！！更新していただけるのを待ってます！！ (2020年3月5日 16時) (レス) id: a0566aa22a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でんきゅう | 作成日時：2019年10月21日 5時
