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錦戸side
静かに2人に近づく。
工くんは俺に気付いたけど、Aはまだ気付いてない。
後ろからAの肩に手をかけ、耳元で声をかけた。
「A」
『ーーっ？！ちょ、この声、りょ、亮ちゃん？！！』
顔を赤くして俺を見る。
「お疲れ」
『お疲れさま…って、え！亮ちゃんどうしたん？』
びっくりしつつも嬉しそうなA。
「いや、監督知り合いやし、そろそろ挨拶に行かなあかんなぁって思っててん。それに、Aの演技見たいし」
『言ってくれたらよかったのに』
「この方がサプライズ感あるやろ？」
ちゅっと、こめかみにキスを落とすと、また可愛い顔してはにかむ。
チラッと工くんの顔を見ると、悔しそうな表情を一瞬だけ見せた。
「あ、工くんもお疲れさまです。いつもAがお世話になってます」
斎「こちらこそ。…ふたりは、すごく親密そうだね？」
『あ！え、えっとこれは「そう見えます？」
斎「そうだね、見えるね」
工くんは笑顔をこっちに向ける。
「まあ、そう見せてるんで。」
『え、亮ちゃん！』
焦るAに、まぁええから。と落ち着かせる俺。
斎「へぇ…なるほど」
「A、監督に挨拶するから案内してくれん？」
『あ、うん。ええよ』
「じゃあ、工くん撮影の間Aのこと共演者として、宜しくお願いします」
頭を下げて、Aの背中を押す。
促されてAは俺を監督の元へ連れて行く。
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でんきゅう(プロフ) - りょんさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(^ ^)今ちょこちょこ書いてます！もうしばらくお待ち下さい！頑張ります(*^^*) (2020年3月14日 0時) (
レス) id: dae04a24ed (このIDを非表示/違反報告)
りょん - このお話楽しくて何回も読み返しちゃってます！！更新していただけるのを待ってます！！ (2020年3月5日 16時) (レス) id: a0566aa22a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でんきゅう | 作成日時：2019年10月21日 5時
