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Aside
ジャムの収録から3週間がたった。
またみんなに会いたいなぁ…そんな欲が出てきつつあるわたしです。
ドラマの撮影が始まって1ヶ月半。
自分に役が馴染み、なんやかんや撮影も楽しくなってきてる。
てか、馴染みすぎで無意識に日常で役の子になってることもあるくらい。
監「カット！！」
『ーーー！』
監「いいねいいね！Aちゃんすごくいい！まさに大野ふみだったよ！！」
『ありがとうございます』
監「その表情もふみちゃんだねー！Aちゃんの今日の撮影は、終了！お疲れ様！」
『あ、お疲れ様でした』
ペコっと頭を下げてスタジオを後に。
楽屋で自分の服に着替えて、台本を広げる。
武「…ん！……さん！」
『……』
武「Aさん！」
『え？あ、うん？』
呼ばれてることに気付いてハッとする。
武「……帰りましょうか」
『あ、うん。帰ろ』
武「今日はどっちに帰りますか？」
どっち…そう言われて、少し考える。
『亮ちゃんとこ、行こうかな…』
わたしのその返事を聞き、ホッとした表情を見せるタケちゃん。
武「わかりました！そうとなったら急ぎますね！」
張り切るタケちゃんに思わず笑う。
楽屋を出ると、後ろから声をかけられた。
斎「あ、A！」
ドキッと心臓が高鳴った。
最近たくちゃんに対して起こる現象。
正味なんでかわかんない。
『ん？』
斎「もう帰り？」
『うん。そやよ』
斎「じゃあいいや、また明日話そ。また明日」
ポンと頭を撫でられて、また胸が高鳴る。
なんとなくここにおったらあかん気がして
『じゃ、明日ね！お疲れ様』
わたしは急いで踵を返し、タケちゃんの元へ駆け寄る。
タケちゃんは一瞬わたしを見たけど、何も言わずそのまま歩き始めた。
『はぁ…』
何となく一息つくと、スマホが震える。
通知をタップすると、送り主は亮ちゃんで
亮ちゃん会いたい。俺んち来ん?
LIMEを見てホッと心が落ち着いた。
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でんきゅう(プロフ) - りょんさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(^ ^)今ちょこちょこ書いてます！もうしばらくお待ち下さい！頑張ります(*^^*) (2020年3月14日 0時) (
レス) id: dae04a24ed (このIDを非表示/違反報告)
りょん - このお話楽しくて何回も読み返しちゃってます！！更新していただけるのを待ってます！！ (2020年3月5日 16時) (レス) id: a0566aa22a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でんきゅう | 作成日時：2019年10月21日 5時
