8人目の彼女は性別迷子∞yellow① (ページ35)

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そんなこんなで久しぶりにAとオフを過ごす。
僕もAもお昼ご飯食べてなかったから、おすすめのラーメン店に行ってお腹いっぱい食べて、Aの服を見に行き、何点(メンズもレディースも)か購入。
僕もAに選んでもらって購入！
そのあと雑貨屋行ったり猫カフェ行って、最後に行きつけの楽器屋で弦を買う。

「いやー、楽しいわー！！」

『ね！久しぶりにまるちゃんとこんな遊んだなぁ！』

「ほんまやわ！てか、猫カフェやばいな！」

『やばいやろ！たまに行くねん、疲れたときとか』

「あ、そうなんや？じゃあまた行『ん？』

行く時一緒に行こうやって言おうとしたら、Aがスマホをかばんから取り出した。

『電話や！ごめん、出てい？』

「ええよええよ」

『ありがと！……もしもし？うん、お疲れ様』

聞く気はないけど、何となく耳に入ってくる。
何かAの声甘い感じがするなー…と、思いつつ、手持ち無沙汰になった僕はスマホをいじいじ。

『あ！そうなん？今から？……んーん、ちょっと待ってて…』

Aの声が途切れたから、顔を上げる。
彼女はこっちを見てて申し訳なさそうにおずおずと口を開いた。。