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「あつい.....暑すぎる....」
ゆ「ゆな〜暑さに弱すぎ!笑」
「ゆかが強すぎるんだよ....」
ゆ「あの日陰で休んできたら?私は、大倉さんとおしゃべりしてくるから♡」
「あは、じゃぁ、そーするわ....」
大倉さんってのは、安田さんの同期の背の高いイケメン。
社内ですっごく人気があって、たくさんの女性社員が虜になってる。
私は数回しか話したことないけど(大倉さんから仕事内容の確認されただけ)、大倉さんの虜のひとりなゆかは、そのコミュ力を活かしてよく話してる。
まぁ、どこまで本気か分からないけど笑
ゆかを大倉さんの元まで見送って、特段やることもなければ、ゆか以外の話し相手もいない私は、BBQで盛り上がる社員の輪から少し離れた木陰に腰を下ろした。
「はぁ......」
みんな楽しそうだなー、とか
ゆかはなんであんなにコミュ力高いんだろ?とか
やっぱり私、いらなくない?とか
楽しそうにワイワイガヤガヤ盛り上がる他の人をぼぉっと見ていると、
『となり、いいですか?』
上から降ってきた声に、思わず見上げてしまった。
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作者名:みるく | 作成日時:2024年1月3日 15時