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#4 ページ4










あの後すぐ会社に電話して、事情を話して急いで会社に向かうと、なんとか1時間遅れで出勤できた。




会社の更衣室で、急いで事務員用の制服に着替えて、


小走りでオフィスに向かう。









「うわぁ!!」


『わっ!!』




バサッッ........!!!








途中の、曲がり角。


私が急いでいたそのまんまのスピードで、反対から歩いてきた誰かに衝突。


と同時に、相手が何か資料のような紙の束を落とした音。









「ご、ごめんなさい!!」







やばい、やってしまった.....


ダメだ、今日は過去イチついてない日だ...











相手が落とした資料は、床一面に散らばってしまっていて、頭を下げた勢いのまま拾い集める。




『あ、あの...こちらこそ、ごめんなさい』

「いえ、私が前見てなくて!って....、え?」






顔を上げると、ぶつかった相手は、








『もう元気そうで、良かったです』












.










ふわんと微笑んだ、さっきの優しい彼。








「あ........、あの、先程は、ありがとうございました!ごめんなさい、私、眠ってしまったみたいで.....」


『ぜんぜん!無理したら、あかんよ?』


「.....はい、ありがとうございます。」










男性と会話するのは、やっぱり緊張する




私より頭ひとつ背の高い彼は、私の目を見て話してくれるのに、私は上手く目を合わせることが出来ない。





絶対コミュ力ない人って思われてるよね....







「あ、!資料本当にすみませんでした!」


『大丈夫ですよ!僕も拾います!』


「ほんとに...... すみません....」









わたわたと資料を集め始めると、彼も一緒に拾ってくれた。



私のせいなのに、本当に優しい人だな。

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設定タグ:関ジャニ∞ , 丸山隆平 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:みるく | 作成日時:2024年1月3日 15時

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