【ハイキュー】視える系女子【ホラー】 (ページ1)

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プロローグページ1

幼いころからよく知らない人に話しかけられた

「ねえ、Aちゃんこっち…」

夕日ももう沈みはじめていたっけ？

知らない女の子が今日も手招きをしていた

昨日も一昨日も６時を過ぎたら同じ所に立っていた

『いつもそこで何をしているの？』

「…」

聞いても答えてくれない
ただただ私を見ながら手招きをするのだ

あの日の私は『うん、わかった』と小さく返し、その子に着いていった

…正確にはついていこうとしたに等しいかもしれない。

その子に手招きをされるがままに森に入ろうとした時に「まって！」と聞きなれた声がしてふり返る前にｸﾞｲｯと勢い良く引っ張られ後ろに倒れこんだ。

痛さに少し顔を歪めながら義姉弟のあきくんもとい国見英を見た

その顔はとても青ざめていて『どうしたの、大丈夫？』と聞くと

「その先は大きな池があるから行っちゃだめだよ」

と小さな手で私の服の袖を掴みながら言った

『でも、あの女の子は…』どうするの？という言葉は後ろを振り向いたときに途切れた

「女の子？」そう返したあきくんは不思議そうに周りを見渡した

…あぁ、あの子《も》幽霊だったんだね。

私達の周りには女の子どころか人はいなかった。

『帰ろ』と私は言って静かな道をあきくんと手をつないで歩いた

.

.

.

「あーあ、もう少しだったのにね。」

「ねー、もう少しで

溺れてくれたのにね」

そう後ろから聞こえてきたｸｽｸｽという笑い声をを聞こえないふりをした

あの子は…あの子達は誰だったのだろう

数年たった今ではもう知る由もない

―――
プロローグなっげぇ…

スミマセン、プロローグと初めの見えてるよのアレらを書いた紫亜です…

スミマセンでした。

主人公ちゃんがまだ小学生くらいの時の話です

ここからは穂浪に文章をバトンタッチしますので！

失礼しました。