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福良「Aちゃん、疲れてるでしょ。」

パソコンから目を上げたAちゃんが目を丸くする。

A「……昨日飲みすぎて少し。なんで分かるんですか?」

福良「顔色が悪いからね。とりあえずこれあげるから飲みたかったら飲むといいよ。」

A「あれ、私そんなに顔色悪かったですか…。ありがとうございます。」

Aちゃんは机に置かれたドリンクをぐっと飲み干した。飲み干したあとのAちゃんは少し顔色が良くなったように見えて、ふくらさんも満足げに笑っていた。

A「あ、そういえば伊沢さん。こないだの編集のことなんですが」

『うん、どうしたの?』

Aちゃんがパソコンを持ってこちらへやってきた。

A「この箇所以外、全て終わったのでファイルを送信しておきます」

『え、早いね!ありがとう。』

任せた仕事はほぼほぼ終わっていて、この子は本当に寝ているのかと疑ってしまうほどだ。
彼女には今は基本的にWebサイトについての仕事をお願いしている。サイトのリニューアルに伴って若干上手くいかないところが出てきたのでそこの修正と改善や、記事の推敲をお願いしている。
Aちゃんは工学部の中でもシステム創成などの分野なのでそういったプログラムが必要な作業が得意なようで、その手の作業のスピードは1番早いと言っても過言ではない。

A「あと、ここの部分についてなんですが…」

Aちゃんが持ってきたシステムの改善案をふくらさんと僕で協議する。Aちゃんの指摘は全て的を射ていて、素晴らしい。すぐにOKが出た。

福良「じゃあそれで修正するということね。わかった。」

A「はい。あと、現時点で見ている限りこのサイトにはもうおかしな点や不具合はなさそうです。」

福良「よかった。ありがとうね。入って間もないのに。」

A「いえ。」

これが最後の一つだったか。もともとサイトは上手く作ったつもりだったからそんなに修正点がなくてよかった、と言いたいところだけどAちゃんはやることが無くなっちゃって嫌だろうか。
自分のスペースに戻って作業をするAちゃんを呼び、口を開く。

『ひとまずこの仕事は終わりだね。お疲れ様。少し仕事をやってみてどうだった?』

Aちゃんは少し考える素振りをした後、僕達の方を見て答えた。

A「大変、とかより楽しかったです。自分の学んでることをこうやって生かせるんだなぁって。凄くやりがいがありました。」

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エリ(プロフ) - きららさん» ありがとうございます!生き甲斐だなんて宜しくないですよ( ˇωˇ )これからも頑張ります、ありがとうございます! (2019年7月22日 18時) (レス) id: 289df29eb3 (このIDを非表示/違反報告)
きらら - もう、生き甲斐になってます(*´∀`)♪ (2019年7月21日 20時) (レス) id: 74e44844cb (このIDを非表示/違反報告)
きらら - いつも面白いお話を書いてくださることに感謝しかございません!これからもエリさんのペースで更新頑張ってください!毎日更新楽しみにしてます! (2019年7月21日 20時) (レス) id: 74e44844cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エリ | 作成日時:2019年7月13日 21時

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