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Aside

ベッドの上で目が覚める。いつの間にか寝てしまっていたらしい。
今日の授業は二限だけ。準備をして早く行かないと。

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授業が終わり、私は図書館で論文を読んでいた。なかなか面白い論文で読みふけっていたところ、視界の端に差し出されるメモが見えた。向かいから差し出されたそのメモに目を向けると、そのメモには「論文読んでるの?」と書いてあった。
メモの差出人を見ようと顔を上げるとニッコリと笑った水上さんと目が合った。
目を論文に戻しながらどうしたんですか、と聞く。

水上「たまたま見かけたから。ご飯まだなら一緒にどうかなって。」

そういえばお昼ご飯をまだ食べていなかった。

『大丈夫ですよ。行きましょう。』

読みかけの論文をカバンにしまい席を立つ。

水上「最後まで読まなくていいの?」

『お腹すいちゃったんで。後で読みます』

図書館を出ると日差しが私たちに降り注いできた。暑い…
横にいる水上さんも嫌そうな顔で暑…と呟いている。
私達は食堂へ向かい、それぞれ好きなものを買って食べることにした。

私はオムライスとサラダをチョイス。美味しそうなケチャップの香りがする。
水上さんは美味しそうにカレーを頬張っていて、見ているこっちまで笑顔になってしまう。

水上「何度か図書館でAちゃんを見かけてはいたんだけどまさかQuizKnockに入ってくるとは思わなかったよ」

『そうなんですか?』

水上「うん、今日と同じ席でよく論文読んでるのを見かけてた。」

そう、私はいつも決まった席で論文を読む。エアコンの風が微妙に当たらないけど涼しい席。そこが私のお気に入りだ。まさかそこまで見られていたとは。
でも、私だって。

『私も水上さんを何回か見た事ありましたよ。』

水上「あ、そうなんだ。」

お互いに顔を見合わせて笑う。私も水上さんを何回か見かけていた。
テレビに出ているだけあって人気な人だったし学内で声をかけられている姿を見ることもあった。

水上「お互い見たことあったんだね笑
そうだ、このあと時間あるならオフィスに顔出さない?」

『時間は…あるから大丈夫ですよ。なんでですか?』

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エリ(プロフ) - きららさん» ありがとうございます!生き甲斐だなんて宜しくないですよ( ˇωˇ )これからも頑張ります、ありがとうございます! (2019年7月22日 18時) (レス) id: 289df29eb3 (このIDを非表示/違反報告)
きらら - もう、生き甲斐になってます(*´∀`)♪ (2019年7月21日 20時) (レス) id: 74e44844cb (このIDを非表示/違反報告)
きらら - いつも面白いお話を書いてくださることに感謝しかございません!これからもエリさんのペースで更新頑張ってください!毎日更新楽しみにしてます! (2019年7月21日 20時) (レス) id: 74e44844cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エリ | 作成日時:2019年7月13日 21時

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