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水上さんと山本さんはそのまま名前で呼んでくれると言ってくれた。安心安心。
まもなく最寄り駅に着き、私と水上さんは電車を降りて山本さんと別れた。
そして改札を出て水上さんとも別れ、私は一人で帰路に着いた。
さっきまでの喧騒とは反対の静かな空間。1人で歩いていると少し寂しくなってしまうくらいの。
間もなくして家に着き、荷物を放り出してソファに寝転がる。
お風呂に入ってちゃんとした格好で寝ないと…
そう思うものの体は動いてくれない。今日は疲れたから仕方が無いといえば仕方が無いのだが。
なんとか疲れた体に言い聞かせてお風呂に入り寝る準備を整える。先程までは眠かったはずなのにお風呂に入ると目が冴えてしまって寝れなくなってしまった。
暇になってtwitterを開くとたくさんのリプライが来ていた。全てに目を通していいねをつけ、所々リプライ返しをする。
こういうのを見ると自分は違う世界に来てしまったのだなぁと思ってしまう。
しかもなぜに姫なのか。小悪魔の次は姫か。私は大きなため息をつく。
正直そうやって呼ばれるのはむず痒いしそんな名前は自分にふさわしくないと感じてしまう。自己嫌悪に陥ってしまうのが私の悪いところだ。
そんな自分に自分でも嫌気がさす。QuizKnockに入ることで何かが変わればいいんだけど。
ぼーっと画面を見ているうちに私の意識はだんだん薄れていった。
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エリ(プロフ) - きららさん» ありがとうございます!生き甲斐だなんて宜しくないですよ( ˇωˇ )これからも頑張ります、ありがとうございます! (2019年7月22日 18時) (レス) id: 289df29eb3 (このIDを非表示/違反報告)
きらら - もう、生き甲斐になってます(*´∀`)♪ (2019年7月21日 20時) (レス) id: 74e44844cb (このIDを非表示/違反報告)
きらら - いつも面白いお話を書いてくださることに感謝しかございません!これからもエリさんのペースで更新頑張ってください!毎日更新楽しみにしてます! (2019年7月21日 20時) (レス) id: 74e44844cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エリ | 作成日時:2019年7月13日 21時