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3. ページ6

Aside
撮影が始まり、私は迷惑にならないよう息を殺して見学していた。
今回の撮影はクイズ対決をしているようで、クイズを出題する福良さんもクイズに回答する皆もすごく生き生きしていて楽しそうだった。

私もクイズを解くのは好きだが早押しはなかなかしたことがなかった。やったとしても趣味程度なのであんまりガチというわけでもなく。しかし生き生きしている彼らを見ているとこうやって本気でやるのも楽しいのかな、と思ってしまう。

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そんなこんなで撮影が終了し、全員でまたオフィスの部屋へ戻った。
戻ってすぐ福良さんに声をかけられた。

福良「どうだった?まああんな感じでいつも収録してるよ。」

伊沢「まあ直ぐに答えは出さなくてもいいし、十分迷ってくれても大丈夫だから。」

と言われてもさっきの楽しそうな撮影を見てしまうとやっぱり入りたくなってしまうではないか。

『あの、私はやってみたいです。でもこんなに簡単に決めてしまっていいのか悩んでいて…』

今のところやってみたいという気持ちと勉強と両立できるのか不安な気持ちが五分五分というところだ。
勉強で手一杯、という訳では無いが1度入ってみれば手を引き難いというのも事実、そう簡単に決められることではないだろう。

川上「んー、まあそれは大丈夫やと思うよ。基本的に本人の意志に任せてるから。Aは上手くやれるしチャレンジするのもいいと思うよ。こんな経験あんまりないし。」

確かにそれもそうかもしれない。本人の意思に任せるということは両立もしやすいと思う。

『じゃあ、そうさせてもらおうと思います。これからよろしくお願いします。』

深々と礼をする。滅多にない機会だ。できる限り頑張らせてもらおう。

須貝「おっ新メンバー加入か??」

河村「女性から見た視点も必要だから助かるよ。」

山本「おお〜笑」

ほっこりした空気になるオフィスの中、伊沢さんが私の前に歩み出てきた。

伊沢「じゃあ、改めまして、これからよろしく。何かわからないことがあったら遠慮せずに聞いていいからね。」

そう言って差し出された手を私は握り返した。

そうして私は正式にQuizKnockのライターとなることが決定した。
正直来る前はただの見学で帰ろう、と思っていたのだが見てみるととても楽しそうで、私もこんな経験をしてみたい、と思ってしまった。それだけの魅力がここにはあった。
まあ何はともあれこれから頑張っていこう。

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エリ(プロフ) - きららさん» ありがとうございます!生き甲斐だなんて宜しくないですよ( ˇωˇ )これからも頑張ります、ありがとうございます! (2019年7月22日 18時) (レス) id: 289df29eb3 (このIDを非表示/違反報告)
きらら - もう、生き甲斐になってます(*´∀`)♪ (2019年7月21日 20時) (レス) id: 74e44844cb (このIDを非表示/違反報告)
きらら - いつも面白いお話を書いてくださることに感謝しかございません!これからもエリさんのペースで更新頑張ってください!毎日更新楽しみにしてます! (2019年7月21日 20時) (レス) id: 74e44844cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エリ | 作成日時:2019年7月13日 21時

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