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『えっ？』
亮『............俺のこと、いつ見てくれるん？』
え？
『...え、なに言っ......』
ぎゅっ...
『...っ...////！？』
亮ちゃんの甘い匂いに包まれた
『...やっ......！』
咄嗟にその身体を押し、離れる
亮『.........なんで？...なんですばるくんなん...』
『亮ちゃん......？』
辺りは暗くて、少し離れたところに街灯があるだけ
うっすら見えた亮ちゃんの顔は、今にも泣き出しそうな表情だった
亮『......お前言うたやん、いつか俺も大好きになれる人に出会うって...』
......言った。
" 亮ちゃんもいつか絶対出会うよ！
大好きになれる人。 "
亮『......お前やねんて』
『......え？』
亮『......お前のこと、好きやねんて』
...私は、最低だ。
真っ直ぐ私を見つめて言ってくれた、亮ちゃんのその言葉を
すばるくんが言ってくれたら、なんて
頭の何処かで 考えていたんだから。
『...ごめん、私......』
亮『...わかってる。』
え...？
俯いた視線を、上に向けると
変わらず真っ直ぐ私を見つめる亮ちゃん
亮『...俺は、すばるくんしか見てへんAに 惚れたんやと思うし』
......そんな顔で、笑わないでよ...
亮『......俺...待ってるから。』
亮ちゃんは、あの日みたいに
私の頬をそっと撫でて 大通りの方へ歩き出した
『......ありがと、...ごめんね』
小さく呟いたその声は、きっと届いてないけど
亮ちゃんは振り返って、笑顔で大きく手を振った
私はどこまで、叶わない片想いにとらわれて行くんだろう。
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ゆた - もう、やばいですありがとうございましただいすきです (2014年7月22日 0時) (
レス) id: 07a5670183 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - ひなたです。特別篇を作りました。是非ご覧下さい。作者作品一覧からどうぞ。 (2014年7月21日 18時) (レス) id: e07b11cbe9 (このIDを非表示/違反報告)
のんさん。 - とても楽しく読ませてもらいました。感動しました。すばるくんの可愛い一面などもう最高でした。無理せず頑張ってくださいね、応援してます。 (2014年6月3日 15時) (レス) id: 32279fac76 (このIDを非表示/違反報告)
渋谷ゆうちゃん - めっちゃ良かったサイコーでした私、今までの中で1番いいと思います。頑張って下さい。応援します。 (2014年3月1日 22時) (レス) id: 90a8793665 (このIDを非表示/違反報告)
∞ - ひなたさんの小説もひなたさんの∞への愛も尊敬しているし大好きです。またいつか、読めることを願ってます。ありがとうございました。 (2014年2月27日 0時) (レス) id: 8f13f85bba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなた
| 作成日時：2013年8月17日 11時
