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『血を飲まれる対象……』
ならばこのふらつく体の原因とは貧血にあるのだと納得はできる。
だけど、吸血鬼なんぞこの学園に居るとは聞いたことがない。
｢簡単さ、校舎が分けられているんだよ
知ってる人と知らない人のねだから
君は明日にでもこっちの校舎に来ることになるはずだよ。｣
『心が読めるの?』
心を見透かされたように
思い浮かんだ質問に的確に答えるので思わずそう聞いてみた。
｢君が思ってそうな事を答えただけ。
嗚呼それと、こっちの世界のルールは
色々と厳しい上に、あるグループと対立関係にあるのだ。｣
進めていた足を止め、ある部屋の一室に止まった
�狠議綣勠�
という小さなプレートが立てかけられていた
そのプレートが立てかけられている部屋に入ると、大きな声を男は出した。
｢標的の人物をこちら側に連れてきたよ!!｣
標的の人物、その言葉を耳にした時思ったのは これは仕組まれた事だということ。
わざと私に接触したことになる
一体何のために＿＿＿＿?
｢さて、もう一つ
こちら側に来て初めに血を飲んだ側と飲まれた側は主従関係になるよ｣
と、包帯の男はさらりと言う。
常識を超えた出来事に言葉を発する余裕が無く黙る。
だとすると私の主人は先生になるのか?
そう思っていた矢先のことだった。
｢つまり私が、君の主人さ。
手を切らせてもらった時に血を飲んだからね｣
〈甘い〉
確かにそう言ってた気がする。
｢私は太宰治、
よろしくしてね綾鷹Aちゃん?
後はそこの敦くんにでもこの世界のことを教えて貰ってね。｣
私を椅子に座らせると、白い髪の毛をした男の子に向かって話しかけている。
私は最悪の主人を持った＿＿＿＿。
そんなことを思ってると、私の近くに椅子を持ってきて向かい合わせで座る形になると
話しかけてくる。
｢お気持ち、察します。｣
その敦くんとよばれた男の子は大変いい子だった。
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橙咲 - ダメダ・・・ オレハモウシンダ・・・ (萌え死に) (2018年12月30日 14時) (
レス) id: b1f9c1e839 (このIDを非表示/違反報告)
新那(プロフ) - 五月雨花火さん» 久しぶりの更新でグダグダしてしまっていますがそう言って貰えると嬉しいです(´；д；｀) (2018年8月6日 7時) (レス) id: 4b0e928a60 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨花火(プロフ) - んんんん“ん“ん“ん“！あー、もうまじでやばいです…！！更新楽しみにしてます！ (2018年8月5日 21時) (レス) id: 1d8d71161b (このIDを非表示/違反報告)
みさきみ(プロフ) - めっちゃ面白いです!!!!!これからも応援しています! (2017年7月20日 23時) (レス) id: 9dabad6f4d (このIDを非表示/違反報告)
新那(プロフ) - 葉山白狐＠ビースト廃人さん» 苦しい言い訳ですが……←はい！ありがとうございます頑張らせていただきます (2017年6月6日 7時) (レス) id: b29d04a7cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：新那 | 作成日時：2017年3月10日 0時
