我血を欲す* 【文スト】【吸血学パロ】

32 ページ33

なんでこうなった。
誰か教えて。


｢あ゛？俺が見るから青鯖は学校に………｣

｢やーだねー｣


もう二人共学校に行ってくださいな。
なんて、私の口からは到底そんな言葉は出てこなかった。


果たしてこの雰囲気の中云えるでしょうか。


｢私のものなのだから私が見るの。帽子くんはどっかへ行ってくれ給え。｣

｢俺は此奴のルームメイトだ手前が何処か逝け｣

｢今の"行け"可笑しかったなぁ。｣

『あの……自分学校行きます……』


だからこう口にした。あとは太宰さんの元から離れ、支度をしようと試みたが、ふらぁ。
と貧血の症状が起きた。視界が揺れ立ってられない状況に陥る。


｢ね、A私と一緒に休もう？｣

｢……俺にしやがれ｣


なんの乙女ゲームですかね、これがゲームなら万々歳だけどこれはリアル。
リアルなのだ。

▽戦う
▽逃げる
▽防御

そして私の脳内に謎のコマンドが出てきた。

＊
ん。キャラ崩壊がオワコンレベル
泣きそう、以前の私が書きたかったものとは一体、泣ける

33→←31

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す