いつまでも (ページ10)

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10話ページ10

そう決めた私は昼休み、いつも通りゆいとたかとと一緒にランチを食べていた。

「ねえ二人とも、私ね、決めたの、クラブ入ってみよって思ってさ。」

「え、クラブ！？いきなりなんで！？めいは水泳部入ってるでしょ？」

「この学校実はクラブ掛け持ちできるみたいでさ、それでいろいろ試してみよっかなって。水泳だけじゃ...なんか足りない気がしてさ」

「なるほどね、めいがやりたいなら私たちも探すの協力するよ！」

「ありがとう！」

「じゃまずは、何がめいがどんなことしたいか書き出してみるか！」

「はい、お願いします、師匠様」

「何言ってんだ、俺ら師匠じゃないしなwww」

あー楽し、

「んー...料理とか気になる、できないけどw自分が作りたい料理を楽しく作れるってほんとうらやましくて憧れでさ…」

「なるほどね、料理か、いいねー…」

みたいに書き出して話し合って、最終的に決まったのが写真部。

「なんかこう...写真撮って自分の表現したいこととかをみんなに伝えられたら、自分だけじゃなくてみんなも幸せになれるかな...なれたらいいなって思ってさ」

これが理由。

写真とか二人との自撮り以外撮ったことないし、写真で幸せにするとかできる気がしないけど、でもそれでもやらないよりはマシかなって思ってさ。

写真部は毎週水曜日。

塾は毎週月曜だし水泳部は金曜、ちょうど被ってないんだ、ラッキー！