いつまでも (ページ6)

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6話ページ6

「ゆい！たかと！ごめん、ほんとにごめん私ね、」

「めい！どこにいたの！？心配してたんだよ！？」

「そう、俺は止めたんだけど、授業中にゆいが、めいを探しにいくって言っていきなり教室を飛び出して。あれは授業始まってから10分ぐらい経ってからだったかな...俺も最初はためらってた。いくらなんでも授業中だし。でも、俺もめいのことが心配になって、それで…」

「二人とも、ほんとにごめんなさい。ほんとに反省してる。」

「めい、とりあえず落ち着いて？めいが無事で...めいがここにいてくれるってだけで良かった...ほんとに良かった.....」

そう言ってゆいは私を思いっきり抱き締めた。

ワンワン大泣きしながら。

私も泣いた。

号泣してた。

理由とかよく分かんないけど...一番は二人からの愛に感動して...私、ほんとに良かったなって。

二人と友達でほんとによかったな。

ゆいは大人だ。

私が大急ぎで今までのこと全部謝ろうとしても...落ち着いてって...なのに私は自分が怖かったってだけで、大学決まってないって言えなかったしトイレ行くとまで嘘付いちゃったんだ。

私なんかただの卑怯者だ。

自分の都合だけで人に嘘付いて迷惑かけて心配かけて。

ゆいが泣き止んだ時、たかとが

「めい、なんかあったらいつでも俺たちに話してくれ。俺たちはいつでもめいの味方だから。」

って。

その言葉にまた泣かされてさ。

この二人は絶対私のこと裏切らないなって思ったその時確信したの。

だから、ずっと一緒にいたいって。

そのためには今ちゃんと全て謝っておかないとって思った。