いつまでも (ページ15)

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15話ページ15

「めい、めい…？」

「おい、聞いてたか俺たちの話…？」

「あ、ごめん、ちょっとボーっとしてた、なに？」

「めい...ほんとに大丈夫…？」

「うん、大丈夫だよありがとう、で話ってなにー？」

「あのね、私ね...決めた、SFC受ける。」

「ひぇ！？SFC！？すごすぎて…」

ゆいからの突然の言葉にビックリした。

いやいや確かにゆいはコンピュータ系得意すぎるけど(何やってるのかは私には分からないような領域だから説明できないんだけど)でも、それでもSFCってなんか天才いや神様が行くとこ、生徒さん全員世界のトップクラスの人じゃなかったっけ？

分かんないけどそんなイメージがあった！

「すごい、ほんとすごいよ！ゆいなら行ける絶対行ける！」

「めいは大学決めたの…？」

「んー、こないだ言ったことと違うけど...私やっぱり運動学べるとこ行こっかなって考えてる...やっぱりね、水泳が好き、水泳なら一生続けられそう！」

「おお、なるほど、頑張れ！めいならできるさ！」

やっぱりな...でも、そうは言ったけどほんとにそれでいいのか分かんないしそもそも大学って...どんな、何をするところなのかも全く分からない。

二人はもう考えてる...んだよね…。

私だけだよね、やっぱり...ダメだ、私こないだからずっと同じことしか考えてない。

んー、このままいくと鬱気味になりそ...←