御国様達のお気に入り【ヘタリア短編集】

【米】 ヒーローだって！　*2 ページ6

〓アルside〓
　
　
昨日、日本とイタリアが楽しそうに話してたから
　
　
話に入ろうとしたら二人ともコソコソして
逃げられちゃったんだぞ(´；ω；｀)
　
　
　
それに…今日のAと眉毛(ｱｰｻｰ)だって…
　
　
　
　
ｱﾙ「最近、みんな変なんだぞ！(*｀へ´*)」
　
　
　
お昼時、ちょうどハンバーガーを切らしてしまったから
　
　
ショッピングモールにでも食べに行った(ぇ
　
　
　
?「この服とかどうだ？」
　
　
　
?「おぉおおお///絶対いい！似合う！///」
　
　
　
あの二人って…
　
　
　
ｱﾙ「Aと…アーサー･･･？」
　
　
　
なんで二人で――
　
　
　
しかも仲良しそうに
　
　
　
ｱﾙ「(アーサー、今日国の仕事があるって言ってたんだぞ)」
　
　
　
Aも用事があるって…
　
　
　
この前、Aと好きな人の言い合いっこをした時のことを思い出した
　
　
　
目の前の、あの子が好きだったのに
　
　
　
素直になれなくて
　
　
　
ｱﾙ『俺は、好きな人なんていないんだぞ！Aはいるのかい？』
　
　
　
　
彼女は、一瞬悲しそうな目をした(様に見えた)とともに、
　
　
　
　
今度は、頬をピンク色に染めて
　
　
　
貴『私は、アーサーが…好きだよ…///』
　
　
　
――叶わないとわかっていても、どうしても諦められなかった
　
　
　
ｱﾙ「･･･はは、な、なぁんだ！二人とも…ッ」
　
　
　
今ままでは見ているだけで嬉しかったあの子の笑顔が
　
　
　
心を締め付ける
　
　
　
居てもたってもいられず、その場をはなれた
　
　
　
　
ｱﾙ「――――ッ･･･」
　
　
　
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