御国様達のお気に入り【ヘタリア短編集】

【英】 本音　*1 ページ1

― 昼休み ―
　
　
　
貴「･････････」
　
　
　
･･･今日もカッコいいなぁ、、
　
　
　
アーサーと付き合って一週間 ――
　
　
　
　
女1「あ、あの///今日のお昼一緒にお弁当でも･･･」
　
　
　
ア 「あぁ･･･わりぃ、無理だ」
　
　
　
女2「お弁当作ってきましたっ!///良かったら･･･///」
　
　
　
ア 「自分のがあるから。」
　
　
　
　
キャーキャー
　
　
　
あの眉毛紳士は今日も人気者
　
　
本当は一緒に食べたいけど、、
　
　
　
貴「声、掛けにくいな…」
　
　
　
あんな女の子に囲まれているアーサーを見て
　
　
少しだけ、切なくなるのと同時に、嫉妬してしまう
　

みているのが辛くて、ここ4日は一人でお弁当
　
　
　
付き合ってからアーサーとは全然話もしていない
　
　
　
貴「(今日も一人で食べよう･･･)」
　
　
　
―――ガタン
　
　
　
教室を出ようとした時、
　
　
　
ア「あっ、A!!今日、一緒に食べ･･･」
　
　
　
何、いまさら･･･
　
　
　
貴「･･･他の子と食べれば？あたしじゃなくてもいいでしょ？」
　
　
　
つい、酷いことを言ってしまった
　
　
　
貴「あ…っ」
　
　
　
ア「･･･A？」
　
　
　
――ガラッ
　
　
　
教室を飛び出して屋上へ向かった
　
　
　
一面雲で覆われている、
　
　
今にも雨が降り出しそうな空だった
　
　
　
貴「･･･嫌われちゃった、よね･･･」
　
　仕方ないか ――
　
　
ポタッ
　
　
　
雨が降り出すとともに、
　
　
　
　
いままでこらえてきた涙が止まらなく出てきた
　
　
　
　
　

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