気づいてよ。【ハイキュー】 (ページ7)

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数日たった頃、すっかり合宿にも慣れてきた。

「おはよう、Aちゃん」

「おはようございます、夜久さん」

「今日もよろしく！」

「はい、よろしくお願いします！」

食堂や色んな所で会うと、いつも挨拶してくれる夜久さん

困っていると助けてくれたり、重いドリンクのカゴを持ってくれたり、何かと気を使ってくれる。

優しいなーと思いながらご飯を食べ始める。

「真白ちゃんがすっかり音駒に染まってる…」

「うちの真白ちゃんが…」

「先輩たち、その言い方なんとかなりませんか？」

言いながら赤葦が隣に座って「おはよ」と言われて「おはよう」と返した。

なんか、赤葦が怒ってるような…？
そんな気がしてちょっと怖くなってしまった。

「赤葦、寝起きだから機嫌悪い？」

「まぁ…朝は得意ではないかな…？」

「あ、寝癖ついてるよ！」

ピョンっと跳ねた髪に触れ、何度か手で撫でてやると寝癖が直り、なぜか赤葦は耳が真っ赤になっていた。

「っありがと…」

「どういたしまして」

「赤葦、良かったね」

「え？」

「先輩達は少し黙っててください」と先輩達をあしらう赤葦。

そんな仲のいい光景を見ていると少し羨ましくなり、ちょっと寂しくも感じた…

「真白ちゃん、どうかした？」

「なななんでもありませんよ！」

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練習が終わって日が落ちる頃、蛇口で顔を洗っている赤葦を見つけてタオルを渡そうとすると雀田先輩が赤葦に近寄る

何か2人で話しているなぁ…と思い、隠れた。

2人の会話に耳を立てる。

「赤葦ってさ、＿＿のこと好きなの？」

「……雀田先輩」

「ずっと目で追ってるから、何なら協力するよ！」

「……ありがとうございます」

「＿＿って可愛いから、早くしないと誰かに取られちゃうよ？」

赤葦って好きな人いたんだ…

え、え、え…大事な部分はうまく聞き取れなかったけど

おそらく白福先輩だよね…？？

『真白ちゃん、何か持ってない？』

『チョコならあります』

『ありがと〜』と頭の中でチョコを頬張る可愛い白福先輩が出てくる。

先輩、可愛いもんな……

そんなの応援してあげないと……！！！

「よし」

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書き換えました😭
前の話はいつか出します。