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「イザナ殿下…」
「なんというお方だ…」
「何も口出しせずに見守っておられたティナ様も。」
「さすが殿下が選ばれたお方ですな。」
タアン！
ゼン
「謝ります。兄上。俺は…兄上が遊び半分で領主らを利用しているのかと思っていました…」
イザナ
「へえ。違ったのか？俺は楽しんだつもりだが。なあティナ。」
兄上は稽古を座って見守っている姉上に声を掛けた
ティナ
「ええ。いいおもちゃを見つけた子供のように楽しんでいらっしゃいましたよ。」
イザナ
「子供ではないがな。」
ティナ
「あら。違いましたか？」
イザナ
「違う。」
ティナ
「それは失礼致しました。私にはそう見えたもので。」
イザナ
「ティナ。」
ティナ
「はい？」
姉上は悪びれた様子もなくニコニコと兄上を見つめている
イザナ
「…もういい。」
ゼン
(兄上が…負けた！？)
ゼン
「…兄上は奴らに恨まれたりしないでしょうか。」
イザナ
「さあなあ。今はどうか知らんがいずれ斬りかかってくるかもな。」
ゼン
「兄上！！」
兄上は矢を放った
真ん中の的を射て当たり前だというように的を見つめている
イザナ
「その時盾になる者が誰もいなければ俺もそれまでの男だという事だ。
ゼン。周囲の者に主君の子なのだと認めさせねば己にも自覚など生まれないぞ。」
このひとが
この方が
クラリネスの王になる
姉上のように
姉上と元に
この方の隣に立てる自分になりたいと
全身に熱が走った
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@高橋_Tereta(プロフ) - こんばんは❕お話とても楽しく読ませて頂いております☺️今後の展開が更に楽しみです🐱❕更新楽しみにしております(*'▽'*) (5月16日 21時) (
レス) @page23 id: 8dd19441df (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゃん - 蝶さん» ありがとうございます。更新とても遅いですがよろしくお願いします。 (2022年6月12日 23時) (レス) id: 662678eae7 (このIDを非表示/違反報告)
蝶(プロフ) - 初めまして！2、3回読ませて貰ってます！主人公の性格とても好きです！！続き楽しみにしてます！更新頑張って下さい(*^^)v (2022年5月11日 10時) (レス) @page19 id: cada872374 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゃん - 雫さん» ありがとうございます。更新遅いとは思いますが楽しみにしていてください。 (2021年9月24日 11時) (レス) id: 662678eae7 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゃん - 雫さん» あ (2021年9月24日 11時) (レス) id: 662678eae7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅーちゃん | 作成日時：2020年10月11日 17時
