☆3−8 ページ10
…
翌日、また殺人が。
前回と同じようにゴミ捨て場で遺体は発見された。
キュウ
「諸星さん!」
諸星
「何しに来た。」
メグ
「今度の被害者は?」
諸星
「おう。この辺の悪ガキだ。」
あれ?今日は教えてくれるんだ。
諸星
「って、なんで答えてんだよ!」
猫田
「自分でツッコんでどうすんすか。」
ホントだよ。
自分の顔にビンタまでして。
「すいません。下がって下さい。」
諸星
「おお。落合。」
諸星が話しかけたのは一人の警察官。
お巡りさんかな?
諸星
「お前、スクラップマーダーについて面白いネタ持ってないか?
中身次第じゃ刑事課に推薦してやるぞ。」
落合
「いや。その話はもう。」
諸星
「お?お前、刑事課に行きたがってたじゃねぇか。」
落合
「地域の人達を身近に守れる、この仕事の素晴らしさに気づいたんです。」
諸星
「おう。そうか。」
落合
「失礼します。」
落合は警備に戻る。
「殺されたのいつもうちに顔出してた奴だぜ。」
「これでやっと静かになるな。」
「ああ。」
キンタ
「殺されたあの人店にきてたのか?」
「殆ど毎晩だよ。駐車場で音楽ガンガンにかけてさ。迷惑な奴だったよなぁ。」
すると、一人の男が煙草を吸い始める。
メグ
「あ!そのブックマッチ。」
キュウ
「マッチがどうしたの?」
メグ
「昨日ホームレスに差し入れしてた蕎麦屋のお兄ちゃんも持ってた。
あのラーメン屋さんにも同じマッチがあった。」
流石、メグだな。
キュウ
「あのそのマッチってどうしたんですか?」
「これ?行きつけのクラブのマッチだけど。」
キュウ
「もしかしてそのクラブで殺された男の話とかしました?」
「あぁ。そういえば話したことあったかも。」
なるほどね。
メグ
「見つかったわね。事件の共通点。」
キュウ
「犯人はそのクラブで被害者の情報を手に入れたんだ。」
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くるすけ - 面白かったです!更新待ってます! (2020年4月20日 12時) (レス) id: 022b55326f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゅーちゃん | 作成日時:2019年4月14日 21時