探偵学園Q 3話 (ページ8)

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☆3－7 ページ8

…ミッションルーム…
キュウ
「ただいま。」

キンタ
「ただいま。」

　あ、キュウ達が帰ってきた。

メグ
「あーあ。一日歩いて手がかりゼロかぁ。」

キンタ
「被害者の年齢も職業もバラバラ。調査の結果、接点は見当たらないもんな。」

メグ
「うん。」

キュウ
「そうでもないよ。二人とも一つだけ共通点があったじゃん。」

メグ.キンタ
「「え?」」

キュウ
「二人とも…人に恨まれてた。」

　あ、確かに。

キュウ
「こいつに復讐してやりたいとか、こらしめてやりたいとか。そういう人達の心の叫びを
　聞いた犯人が今回の事件を引き起こしたんじゃないかなって考えられない?」

キンタ
「殺された連中は社会のごみだった。
　だから犯人は正義の味方を気取ってそういう連中をゴミ箱に捨てたって言うのか?」

キュウ
「うん。でも、僕は絶対に犯人を認めない。
　どんなに悪人だろうと人殺しは許されることじゃない。絶対に犯人を捕まえて見せる。」

　キュウの言葉を聞いた数馬の顔が曇る。

メグ
「そうすると問題は犯人がどこで彼らの存在を知ったかってことか。」

数馬
「地道に調べて回るなんて相変わらずアナログだね。」

メグ
「そういう数馬は…ネットでなんか情報掴んだの?」

数馬
「別に。」

　まぁ、今回に関しては調べてすらないけどね。

メグ
「真剣に捜査もしないでそういう事言わないでよ!」

数馬
「こっちはゲームのプログラムとかや色々とやる事があったんだ。」

キンタ
「何逆切れしてんだよ。」

　ミッションルームを出て行こうとする数馬をキュウが呼び止める。

キュウ
「数馬?どうしたの?」

数馬
「キュウはいいよな。迷いがなくて。」

キュウ
「え?」

キンタ
「なんだアイツ。」