探偵学園Q 3話 (ページ7)

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「殺された地上げ屋、暴力団使って毎日のように嫌がらせさせて
　この辺の土地強引に買いあさってたんだよ。」

キュウ
「え?おじさんは何か酷い目にあったんですか?」

「ああ。店に来て大声出したり、まずいって騒いだりこれで安心して商売できるよ。」

…ミッションルーム…
　真っ暗な部屋。

　電気つければいいのに。

数馬
「ダメだ。何にも手につかないや。」

…スイーツ屋…
数馬
「じゃあイチゴ白玉とマルゲリータください。」

「もしかしてそれが晩御飯?」

数馬
「あ。」

　誰?この美女。

「ふーん。数馬くんって探偵学園の生徒だったんだ。」

数馬
「それ以外にもゲームのクリエイターなんかもやってます。」

「ホントに?」

数馬
「あ、そうだ。瑤子さんこれ今度発売するゲームです。
　サンプルですけどよかったらどうぞ。」

瑤子
「ありがとう。どんなゲームなの?」

数馬
「東京を舞台にしたミステリーです。
　街の風景写真なんかを実際に使ってるからリアルな推理が楽しめるんです。」

　なんか、いつもの数馬じゃないみたい。

瑤子
「凄い。こんなのも作れちゃうんだ。」

数馬
「まぁ、それなりにヒットするんじゃないかな。」

　え、自分で言っちゃうの?

瑤子
「数馬くんって…何でも出来ちゃうんだね。」

数馬
「え?」

瑤子
「だってゲームのクリエイターしながら探偵も目指してるんでしょ?」

数馬
「いや…まぁ…それは」

瑤子
「私なんて小さいころからお花が大好きで花屋になることしか考えてなかったもん。
　やりたい事が沢山あるなんて素敵だね。」

　なるほど。最近数馬が花ばっかり買ってくる理由はこの人か。