探偵学園QSP

＃31 ページ32

A
「…どうしよう」

リュウ
「…A」

A
「…流…嫌な予感が当たった」

リュウ
「…A」

　リュウはAを抱きしめる

A
「…どうしよう…流」

リュウ
「……」

……
「最悪の事態が起こった」

　キュウ達6人はある部屋に集められた

　そこには女性と男・そして団学園長

「三郎丸君はｼﾞｻﾂだと思われます」

キュウ
「ｼﾞｻﾂ…!?」

数馬
「なんで?なんでｼﾞｻﾂなんですか?」

「ドアの前を大きなコンクリートの塊が部屋を塞いでいました
　誰かが殺人をした後であの部屋から出て行く事は絶対に不可能。密室です」

数馬
「僕のせいだ…僕のせいだ!!」

　カズマはその場に崩れ落ちる

「そう。君のせいかもな」

　子供になんてことを言うんだ!!

キュウ
「数馬くん!」

　キュウは数馬に駆け寄る

「本日予定していた最終試験は順延とし、君達には早急に帰ってもらう」

「船の出発は明朝(みょうちょう)です」

キュウ
「…ｼﾞｻﾂなんかじゃない」

　キュウと団学園長の視線が交差する

　キュウは立ち上がり、団学園長の前に立つ

キュウ
「三郎丸さんは弱い人じゃありません!…三郎丸さんは」

団
「帰りなさい!!!」

　団学園長がキュウの言葉を遮るように怒鳴る

団
「逆らった者は…失格とする」

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