探偵学園QSP

＃16 ページ17

☆
　しばらく歩くと

キンタ
「あっ!ゴールだ」

キュウ
「ねぇ!行こ…えっ、ちょ…」

　キュウが声をかけた時には少女以外の3人は走り出していた

　キュウと少女も追いかけるように走り出す

キンタ
「やったー!」

キンタ.メグ
「「イエーイ!」」

　メグとキンタがハイタッチする

　その時

　ｳｩｰｳｩｰ
　川の方でサイレンが鳴る

　キュウはその音に立ち止まる

　そして、来た道を変な走りだが、走って戻る

　川の方まで来ると、倒れていた男性は車椅子に

　その隣には付き人らしき女性

キュウ
「はぁ〜。よかったー」

「どうして戻ってきた?」

キュウ
「サイレンが聞こえたんです
　ダムの放水を知らせるサイレンだったからここ危ないかなと思って」

「さっきは見捨てておきながら、なぜ今度は助けようとする」

　確かにそうだ

キュウ
「自然の力って怖いし、万が一と思って。それにおじさん多分歩けない人と思って」

　キュウの言葉に男性は少し目を見開く

「時間が無いぞ?」

キュウ
「はい!それじゃあ」

　キュウは急いでゴールに向かう

　が…走り方も変で、体力も無い為、中々前に進まない

メグ
「キュウ早く!!」

キンタ
「キュウ走れ!おい、早く来いッつうの!」

　キンタがキュウを迎えに行こうとすると忍者に止められる

　そして、キュウはなんとか時間ギリギリでゴールした

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