42話 ページ42
幻太郎クラスを覗きこむと、
はやくも数名の女の子に囲まれている幻太郎の姿が見えた
いつもなら引き返しているが、
今日だけは譲れないと
決意を胸に教室に足を踏み入れる。
A「幻太郎!」
声と同時に見慣れない女子生徒の登場に教室の視線が一斉にAを見た
A「ごめんね。ちょっと通してもらってもいいかな?」
幻太郎の側に行こうとするが、
女の子の層が厚すぎてなかなか側にたどり着くことが出来ない。
もぎゅもぎゅと間を通りぬけようと懸命に身体を動かす。
夢野「すみません、通してあげてくれますか」
幻太郎が爽やかな笑顔を見せながらそう言うと、
あっと言う間にザッと道が出来た。
夢野「いったい何の用ですか、A。」
周りからの視線があるため貼りつけられた偽りの幻太郎の笑顔に気持ち悪く思いながらも、
幻太郎の腕を引いて、教室から連れ出すことに成功した。
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るうみ - 続きめっちゃ気になります()無理せず頑張って下さい!応援してます (2020年1月6日 23時) (レス) id: d801fe8186 (このIDを非表示/違反報告)
そーか - 続きが楽しみです!頑張って下さいね! (2019年12月31日 23時) (レス) id: 43c04a9725 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年12月31日 13時