暗証番号 ページ8
Aの家に来たのは半年ぶりくらい
付き合い始めてからとてもと言っていいほど行きにくい。
俺だって彼女の家に他の男が来たら嫌だから。
人にやられて嫌なことは俺はしない。
けど...今日は別。
来てって言われたから急いできたのに
ベルを押しても返事なし。
したくなかったけど....
変わってなかったら、暗証番号を知っているから...
俺とジュンスはいつでも来てもいいということで
3人でここの暗証番号を決めたんだ。
誕生日を並べただけ。
Aの誕生日9月8日
俺の誕生日4月4日
ジュンスの誕生日12月15日
で
”8415”
その数字を緊張しながらも押してみた。
ガチャ
...開いた。
まだ変わってなかったんだ。
小さく「おじゃまします」と言って部屋に入ると
ソファの前でベロベロに酔いながら
テレビを見ていたA
「A、俺来たけど。大丈夫？」
「あ〜〜〜!!ﾋｮｯﾁｪだーーー！！！！！」
顔を真っ赤にしたAが
とろーんとした目で指をさしてくる。
ふと目に入った机の上に置いてあったのは
中身はもう空のワインと酎ハイ缶３つ。
このワイン...
この前ｷｭﾋｮﾅがあげたやつか...？
「これ全部Aが飲んだの..？」
「え？うん！ちょーーーっとだけじゃん！」
「なにがちょっとだよ...」
Aはビール1本で酔いつぶれるくらい弱いはず。
そんなに辛いことがあったの...？
「ﾕﾉﾋｮﾝとなにがあったの？」
「なにもないよ、ちょっとした喧嘩」
「本当に？」
「ほんとー！！ちょっとﾋｮｸのことで喧嘩したのーｷｬｯｷｬｯ」
なんで俺？
俺なんかﾕﾉﾋｮﾝにした...??
なんで家の近いジュンスじゃなくて
俺を呼んだんだ？
俺で喧嘩したのに...
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りん(プロフ) - ヒョクチェ(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))新しい恋がんばって探して（≧∇≦） (2016年6月21日 15時) (
レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
メ〜イ☆(プロフ) - 更新頑張ってください、このお話大好きです( ´艸｀)ファイティン((*´∀｀*)) (2013年7月10日 6時) (レス) id: 5ccdbe077a (このIDを非表示/違反報告)
まあちゅ(プロフ) - 全然面白いですよ(*´∀｀)更新楽しみにしています!! (2013年6月11日 22時) (レス) id: a0f3557698 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まじゅま | 作成日時：2013年6月10日 0時
