26話 ページ27
you side、
「まぁでも、降谷くんが代わりに泣いてくれてるから、いいかな」
彼の、降谷くんの泣き出しそうな顔を見て、ふと本音が溢れた
零「っ!…いつも、俺ばっかり、情けないじゃないか…」
そういうとついに目から涙がこぼれた
そんな姿を見て、やっぱり幼馴染だなぁ、と思って彼を重ねてしまう
「、、景光も、私の代わりに泣いてくれた」
零「っ!」
コナン 「ひろみつ…?」
はっとする降谷くんと、首をかしげるコナンくん。赤井さんは何かを察したようで、ただ耳を傾けていた。
「うん。緑川景光、、スコッチの本名だよ」
コナン 「っ…」
零「あなたの代わりに泣くなんて、あいつらしい」
流れ落ちる涙を拭うことなく、想い出すように呟く
「『真理亜が泣かないから、俺の涙が流れるんだー』っていって、、それから私も彼の隣では泣けるようになったの」
初めは涙を流させることの申し訳なさからだったけど、『泣きたい時は泣きなさい』って言われてるみたいでね、嬉しくて、、
そういうと
コナン 「いい人、だね」
と言ってくれた。
それはただただ嬉しくて、こんな優しい人が、素敵な人が居たんだよってますますつたえたくなった
「うん、すっごくいい人。だからね、彼が亡くなった時、決めたんだ。
私はもう、彼のためにしか涙は流さない、って」
ただの、エゴかもしれないけど、、
「それでも、そうすることで、ずっと彼が心の中で生き続ける気がしたから…」
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莉子(プロフ) - 零音さん» ありがとうございます!これからもよかったらよんでください! (2017年3月18日 13時) (レス) id: 6434e4011a (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - おもしろいです!更新楽しみに待ってます!!頑張ってください!! (2017年3月17日 23時) (レス) id: 0fac29e216 (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - カルーさん» あ!すみません!多分タイトルつけ忘れてたんだと思います(>_<)ありがとうございます! (2017年2月26日 17時) (レス) id: 6434e4011a (このIDを非表示/違反報告)
カルー(プロフ) - あの17話がない気がするのですが…。 (2017年2月26日 0時) (レス) id: 4f002d6ec0 (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 皇さん» ありがとうございます(T ^ T)頑張ります(>_<) (2017年2月4日 23時) (レス) id: 6434e4011a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:莉子 | 作成日時:2017年1月5日 1時