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25話 ページ26

you side




必死にあの男の痕跡を消すように体を洗い、じっと湯に浸かった



お風呂に浸かってる間、涙の1つでも出るものかと思ったけどどうやら私の覚悟は結構なものだったようで、心の中は真っ白だった



「、、あっつ」



どれくらい浸かったか、そろそろ湯当たりしそうだな、なんて思いながら風呂を出て着替えを済ましリビングに戻る。すると心底ホッとしたような3人の顔が見えた。



零「よかった、、」


「え、、?」



その言葉の意図がわからず、首を傾げているとコナンくんが優しい声で説明してくれた



コナン 「真理亜さん2時間以上出てこないから、心配で、、」



「うそ、私そんなに浸かってた?」




ほんの数分だったつもりだけど、結構浸かってたんだな、なんて冷静に考えてる自分がいて、そのことに少し驚く



秀一「あぁ、なんどか声をかけに行こうか迷ったんだが、、さすがにな」


なんて困ったように笑う赤井さん


「あ、そうだ。待っててくれてありがとうござい ました」



その瞬間、ふと笑って言える自分が少し気味悪く感じた



あれだけ気持ち悪く、嫌悪感に塗れた感情がいとも簡単にひねり潰せたものだ



しかしそれと対照的に3人の顔が曇り、そこのない優しさがじんと身にしみた




コナン「なんで、わらえるの、、?」



私の代わりに泣きそうになるコナンくんを見ると申し訳ないのに、なんだか少し嬉しく感じてしまう



「ごめんね、コナンくん…。でも、わからないの」



零「え?」



はっと顔を上げた降谷くんの顔は、今にも涙で濡れそうだった



「私も、なんで笑えるのか、わからない…」





秀一「仲戸、、」

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莉子(プロフ) - 零音さん» ありがとうございます!これからもよかったらよんでください! (2017年3月18日 13時) (レス) id: 6434e4011a (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - おもしろいです!更新楽しみに待ってます!!頑張ってください!! (2017年3月17日 23時) (レス) id: 0fac29e216 (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - カルーさん» あ!すみません!多分タイトルつけ忘れてたんだと思います(>_<)ありがとうございます! (2017年2月26日 17時) (レス) id: 6434e4011a (このIDを非表示/違反報告)
カルー(プロフ) - あの17話がない気がするのですが…。 (2017年2月26日 0時) (レス) id: 4f002d6ec0 (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 皇さん» ありがとうございます(T ^ T)頑張ります(>_<) (2017年2月4日 23時) (レス) id: 6434e4011a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:莉子 | 作成日時:2017年1月5日 1時

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