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Different story…01 ページ41

想いが通い合って、

プロジェクトの雰囲気も甘くてラブっとしたもの…


と、思いきや


Aちゃんの“女優モード”スイッチが入りっぱなしで…


甘くてラブっとするどころか、

ほとんど会話もない…



寂しい…



またもやケンちゃんおっぱの計らいで

Aちゃんとフタリで食事



さすがに“女優モード”は抜けてて

いつもとおりのAちゃん



今日は少しお酒も飲んじゃって

もう1歩、踏み出したいっ!


あ、そうゆう変な意味じゃなくて

フタリの間の距離を縮めたいって…


で、

どうしたらいいのかってことで


食事もそこそこにモヤモヤ考える



「……さん、ウニョクさん?」

Aちゃんがオレを呼ぶ声で、ハッと我に返る



「大丈夫ですか? 具合、悪い?」

テーブルに身を乗り出しながらオレの顔を覗き込む



かわいい…!


お酒でほんのり赤らんだ顔で覗き込むなんて、

かわいすぎる…!



って、

口開けて見とれてる場合じゃなかったわ


「あ、うん、大丈夫だよ」

表情を整えてAちゃんへ答える



「良かったぁ」

そう言いながらカラダを戻してソファーに座り直すと、そのまま…

「ウニョクさん、なにか飲みますか?」


Aちゃんが差し出すメニューを受け取りながら…



あぁ、そっか

すっかり慣れ始めてたけど…



「Aちゃん」

「決まりましたか?」


メニューをテーブルに置くオレを不思議そうに見てる…



「あのさ、“ヒョクチェ”って呼んで?」

「………………えっ!?」


そんなリアクションになっちゃう?

ちょっと、ショック…




「“ウニョク”として出会ったけど、Aちゃんと一緒に過ごしてるのは“ヒョクチェ”だから。だから、“女優モード”じゃないときは“ヒョクチェ”って呼んで?」

「………………」



俯いちゃったAちゃん…

だけど、上目遣いでチラッとオレを見てくるんだから


かわいい…!



「ねぇ、呼んで?」

ちょっとかわいくお願いしてみた







「………………………ヒョクチェ、さん」


顔を真っ赤にして

どうにか聞こえるかぐらいの声で呼んでくれた




そのAちゃんのすべてに胸の奥がぎゅうぅ


「…かわいい! Aちゃん、これからもそう呼んでね?」






甘くてラブって感じにはまだまだ時間がかかりそう


だけど、

オレとAちゃんらしくいられたら


それが一番

シアワセだから…

Different story…02→←作者より



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設定タグ:SUPERJUNIOR , ウニョク , ヒョクチェ   
作品ジャンル:ラブコメ
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作成日時:2013年10月12日 20時

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