検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:225,380 hit

05* ページ5

精進すると胸に誓ったそばから

早くもその言葉を忘れてしまいそう…



準備を終えてスタジオに入る


目の前に飛び込んできた光景に

アタシの足が止まった…



「え…、なんで…?」


目の前で

アタシの目の前で


ドンへさんとウニョクさんがいちゃいちゃ、

じゃ、なかった…

仲良くしてる!



なんで?

ウニョクさんと撮影のはずなのに…



だけど、

あんまりにも楽しそうにしてるから

フタリから目が離せないで

アタシもつられて笑ってた。




「あっ、Aちゃん!」

アタシに気がついたウニョクさんが駆け寄って来る。


フタリの仲睦まじい光景を目の当たりにして綻んでた顔が

ウニョクさんに気がつかれないように

少し俯いて表情を戻す



「Aちゃん、紹介するよ!」

…えっ?


顔を上げるとウニョクさんの隣にドンへさんがいて

満面の笑みでスタンバイ中…


DH「ドンへです!ヨロシクね!実物のAちゃん、かわいいねー!」

一歩前に出たドンへさんが手を出して握手の姿勢…


ドンへさんの笑顔に

ズキュンと胸を打ちぬかれたアタシは

ぽわーんと吸い込まれたまま

ゆっくりと手を差し出した。



「…Aです、よろしくお願いします…」

DH「このプロジェクト、長いんでしょ? 意外とヒョクって頼りになるから、なんかあったら相談しなね?」



「ヤー!意外とってなんだよっ!オマエよりは全然頼りになるわっ!」

DH「ヒョクー、Aちゃんの前で怒るなよー」

「オマエが怒らせるようなこと言うからだろー!っつーか、早く自分のスタジオ戻れよ!」


DH「じゃあ、またね?Aちゃん。がんばってねー! ヒョクもまた後でねー!」


ニコニコ笑顔で手を振りながら

ドンへさんがスタジオを出て行く。



その背中をぼんやりお見送り…



「なんか、騒がしくてごめんね?」

背後からウニョクさんの声


ハッと我に返って振り返る



「あ、いえ!全然…。仲、いいんですね… 羨ましい…」

思ったままを口に出してた…


「まぁ、親友だからね。最近はちょっと一緒の時間が減ったけど…」


ちょっと語尾を濁した感じが気になったけど

アタシの“羨ましい”発言はスルーしてくれたみたいで、一安心…



いや、一安心って思ってる場合じゃなくて

ホント、気をつけよう…



いやいや、

仕事モード!女優モード!


スイッチオン…!

06*(EH)→←04*



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (177 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
435人がお気に入り
設定タグ:SUPERJUNIOR , ウニョク , ヒョクチェ   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2013年10月12日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。