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ドキドキ指数計が壊れた…



「Aちゃん?オレの隣にいてほしいんだけど…恋人として、ずっとそばにいて?」



ウニョクさんのこの言葉で

針は振り切れた



「好き」と伝えて

「好き」と伝えられて


それだけで

ドキドキMAX…


アタシの中では一仕事終えた感もあった



だけど、そうよね…



その後

これからのこと


そう…

想い合ってるフタリは

“一緒にいたい…ずっと隣にいたい…”そう思うはず…


なのに、

ドキドキMAXと脳内パニックのおかげで

そんなことすら考える余地もなかった



…自ら「好き」を伝えておいて、ヒドイにも程があるわ



ウニョクさんが言葉にしてくれたおかげで気がつけたけど、

なんだかもう

頭も心も収集つかないぐらいで…



「…アタシで、いいんですか?」

なんて質問しちゃって…


「へっ!?」

ウニョクさんがビックリしてる



あ、やっぱり

変なこと言っちゃったんだ…



次の言葉を必死に探してると…



ウニョクさんがすっと立ち上がって

なんだろう?って考えてる間に

アタシの隣に座る



隣に座ったウニョクさんが

ブレスレットをしているアタシの手を

優しく握った…




その全部の行動が

すっごくスマートで

アタシはただウニョクさんを見つめるのが精一杯…





「Aちゃんじゃなきゃ、イヤなんだけど…。Aちゃんは、オレじゃ…ダメ?」


隣からゆっくりとアタシの顔を覗き込む表情が

すごく艶っぽくて…


とっくに壊れてるはずのドキドキ指数計が

また針をぶんぶん震わせるから、

胸の奥がぎゅううっと締め付けられる




艶っぽいウニョクさんに吸い込まれて…


「…アタシも、ウニョクさんじゃなきゃ、ダメ、です……」



そう伝えた瞬間

優しく握られていた手が引っ張られて…



ウニョクさんの胸に包まれた



手を握ったまま

もう片方の手がアタシの背中に優しく触れる…



ウニョクさんの胸の中で

甘い香りと甘い雰囲気に包まれる



あぁ、そっか…


アタシがウニョクさんに守られてるって感じてたのって

この甘い香りと甘い雰囲気を感じていたからなんだ…



いつでも近くにいて

触れてなくても

ウニョクさんのすべてを感じていたからなんだ…



ずっといつまでも

ウニョクさんが放つ甘い空気を感じていたい…




その想いを込めて…


「大好きです」




ニコッと笑うウニョクさんが

ゆっくりと近づいて…





優しく甘く

唇が重なった……

39*→←37*(EH)



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設定タグ:SUPERJUNIOR , ウニョク , ヒョクチェ   
作品ジャンル:ラブコメ
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作成日時:2013年10月12日 20時

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