--- 番外編 真夜中の執事たち ページ6
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諏訪部「佳正様は好きな人がいたらしい」
小西「さきほどの電話ですか？」
諏訪部「ええ。A様から、
佳正様の好きな人を知っているかと聞かれてしまいました」
小西「知らない話ですね。
あっちの執事からも聞いたことがない」
谷山「好きな人がいたのに結婚しなきゃいけなかったのか」
中村「お可哀想に」
諏訪部「何か、心当たりがある人はいますか？」
谷山「さあ？俺はぜんぜん」
中村「私もわかりません」
小西「……佳正様が異性と深い仲になったという噂は
あまり聞いてませんね。わかりません」
吉野「俺は、A様だと思いますね」
諏訪部「佳正様の想い人が、A様だと？」
吉野「はい」
谷山「えっ、マジかあ！？」
諏訪部「確かに、可能性はあります」
吉野「可能性くらいじゃなくて、俺は
佳正様はA様のことをお好きだったと思いますよ」
小西「根拠は？」
吉野「俺たちと離れたがるから、ですかね」
諏訪部「ここを訪ねてきた時ですか」
吉野「ええ。なんか敵視されてるっつーか、
好きな人の周りに執事とはいえ男がいるのが許せないって
感じの目で見られてるなと、俺は思ってたんですけど」
谷山「えーっ、俺ぜんぜんわかんなかったな」
中村「いや、言われてみれば確かに……」
吉野「でも例え両想いでも、お二人の結婚は無理でしょう」
諏訪部「そうですね。佳正様はご長男ですし、
旦那様はA様を親族とくっつけたりしないでしょうし」
吉野「じゃあやっぱり、佳正様はA様に告白しないまま
ご結婚されて、これで良かった、って……ことですよね」
小西「ああ。今度はこちらの番、かもしれない」
中村「でも、今日のお電話で、
佳正様に江口様のことを相談したみたいでしたよね？」
諏訪部「ええ。これで、このお話が少しでもいい方向に
進めばいいですね」
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ライ(プロフ) - 珠璃さん» そうなんですね、了解です！ありがとうございます！ (2022年5月20日 17時) (
レス) id: 8d8b7851e6 (このIDを非表示/違反報告)
珠璃(プロフ) - ライさん» 御二方いらっしゃるんですけど元々は中村悠一さんと小西克幸さん目当てで読ませて頂いてました！ (2022年5月20日 14時) (レス) @page21 id: 80f8fa9bb0 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 珠璃さん» 初コメントで優しいお言葉をくださり、ありがとうございます、本当に嬉しいです。これからも頑張ります！ちなみにですが、誰を目当てに読み始めたとかはありますか？ (2022年5月20日 2時) (レス) id: 8d8b7851e6 (このIDを非表示/違反報告)
珠璃(プロフ) - 更新ありがとうございます、執事達との婚約パターンも見てみたいです、この作品を知ってから更新されるのが待ち遠しいです。気長に待ちますので、作者様のペースで更新なさってください。これからも楽しみにしています！ (2022年5月20日 0時) (レス) @page21 id: 80f8fa9bb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：TOA | 作成日時：2022年5月3日 2時
