--- 番外編 真夜中の執事たち ページ18
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諏訪部「A様はお休みになられた」
小西「最後は諏訪部さんでしたけど、何かありました？」
諏訪部「特に、何も」
谷山「Aサマと恋人役、楽しかったなあ〜」
中村「そうですね」
谷山「でもさー、なんか、別に俺のこと
好きなわけじゃないんだなって、すごいわかっちゃったよ」
吉野「あたりまえだろ」
谷山「そーだけど……みんな一応、好きになってもらえる
ようにって意気込んで始めたでしょ？」
中村「……少しは、ですけどね」
谷山「それなのに、ぜんぜん靡いてくれないんだもん」
吉野「そりゃそうだろ。A様がそんな軽いわけない」
谷山「そういうことじゃないけど」
中村「この実験で、A様は何かわかったのでしょうか」
小西「さあ、どうでしょう」
諏訪部「手応えはあったみたいですよ」
谷山「えっ！ほんと？」
諏訪部「ええ。ベッドに入る前には、何かを決心したような
凛々しいお顔をしてらっしゃいましたから」
中村「それってもしかして、
A様はご自分の好きな人がわかったってことですか？」
吉野「そうでしょ、それしかないっすよ」
谷山「じゃあ俺たち捨てられちゃうの？」
小西「まだそうは決まってません。
A様のお好きな人がもし、私たちのうちの誰かなら、
A様は一生独身か、
その好きな相手と駆け落ちをなさるでしょうから」
谷山「うわ、それはそれでなんか……」
中村「A様が幸せなら、どんな形でも構いませんが」
吉野「ご両親のことや貴族のしきたりを気にせず、
ご自身の幸せを優先してほしいですよね」
谷山「Aサマ、大丈夫かなあ」
小西「明日は江口様とのお出かけですけど」
谷山「そっか、明日はデートか」
中村「ミュージカルですよね、確か」
諏訪部「そういえば、ミュージカルのあと、
この屋敷に江口様をお呼びしたいとおっしゃってました」
小西「左様ですか。どんな準備を？」
諏訪部「時間によってはお食事の用意を、
としかお願いされておりませんが」
中村「それなら、とりあえず下準備だけしておきますね」
諏訪部「頼みます」
吉野「さて、俺らも明日に備えて休みますか」
谷山「ですね、お休みなさーい」
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ライ(プロフ) - 珠璃さん» そうなんですね、了解です！ありがとうございます！ (2022年5月20日 17時) (
レス) id: 8d8b7851e6 (このIDを非表示/違反報告)
珠璃(プロフ) - ライさん» 御二方いらっしゃるんですけど元々は中村悠一さんと小西克幸さん目当てで読ませて頂いてました！ (2022年5月20日 14時) (レス) @page21 id: 80f8fa9bb0 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 珠璃さん» 初コメントで優しいお言葉をくださり、ありがとうございます、本当に嬉しいです。これからも頑張ります！ちなみにですが、誰を目当てに読み始めたとかはありますか？ (2022年5月20日 2時) (レス) id: 8d8b7851e6 (このIDを非表示/違反報告)
珠璃(プロフ) - 更新ありがとうございます、執事達との婚約パターンも見てみたいです、この作品を知ってから更新されるのが待ち遠しいです。気長に待ちますので、作者様のペースで更新なさってください。これからも楽しみにしています！ (2022年5月20日 0時) (レス) @page21 id: 80f8fa9bb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：TOA | 作成日時：2022年5月3日 2時
